24日に開催される2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選で、日本代表と対戦するアフガニスタン代表のペタル・セグルト監督が前日会見に出席した。
昨年11月にアフガニスタン代表の指揮官に就任して以降、6戦5勝の成績を収めているセグルト監督は、「日本は今までで一番の強敵。私はアジアで一番強いチームだと思っている」と語る。「各国で活躍している選手がいる。私たちは格下ですが、格下なりに90分間ベストを尽くしたい。全力を尽くして戦うことを約束します」。
昨年9月の対戦時は、6-0で日本が勝利した。セグルト監督は、「私がアフガニスタンの監督になった時は、チームが一丸となっていなかった」と問題点に着手し、今では「サッカーのスタイルも変えつつある」と話す。しかし、日本戦は「ほとんどの時間を守備に費やすと思います。我々が目指すサッカーはできない」と我慢する時間帯が多くなることを予想。その中で、「チャンスがあれば得点を狙っていきたい」と意気込む。
「チャンスがあれば、もちろんチャンスを追っていく。ただ、しっかりと地に足を着けないといけません。日本と私たちの間には非常に大きな差があります。もし明日、1点でも取ることができたら幸せ」
また会見の冒頭では、「日本で素晴らしい待遇を受けています」と日本のおもてなしに感謝の意を示した。「アフガニスタンを出て、初めて安心して試合に臨むことができます。ただ、明日の90分間でその恩を忘れたかのような戦いをしても怒らないでください」と笑みを浮かべた。