カプコンの『ストリートファイター』シリーズ、SNKの『餓狼伝説』や『THE KING OF FIGHTERS』シリーズをはじめ、90年代に一大ブームを巻き起こした対戦格闘ゲーム格闘ゲーム(格ゲー)。
格ゲーにはさまざまな必殺技が登場しますが、『昇竜拳』や『波動拳』に代表されるスタンダードな必殺技がある一方で、一度見たら忘れられないインパクトを誇る必殺技も中には存在します。
そこで今回はtoitoi123 'さんがまとめた、初登場時にプレイヤーへ衝撃を与えた格ゲーの必殺技の数々をご紹介。
■コズミックファイナルアトミックバスター/ザンギエフ
『ストリートファイターEX2 Plus』などで登場
多段の投げからのスクリューパイルドライバーかと思いきや、成層圏まで飛んでいきます。威力もすごい。
■ウロボロス/ストライダー飛龍
『Ultimate Marvel VS Capcom 3』などで登場
当たり判定のあるオプションを2機呼び出し、追加入力で大量の弾を発射します。連続技に削りに固めにと、いろいろな用途に使える技です。
■秘密の花園/ラスプーチン
『ワールドヒーローズ PERFECT』で登場
プレイヤーは精神的にやられる必殺技。ガード不可の移動投げです。
■ジェラシーボンバー/キサラ
『痛快GANGAN行進曲』などで登場
ガード不可のハートを投げることで相手を惚れさせ、その上でキスシーンを見せつけてジェラシーで爆発させるという必殺技。開発者の発想力に感服します。
■G.O.D/ダラン・マイスター
『ストリートファイターEX2 Plus』で登場
食らった相手にコマンド入力を選択させ、ミスると連続投げが続く必殺技。「G.O.D(ギャンブル・オブ・ダラン)」の名の通り、ギャンブルです。
■レイジングストーム/ギース・ハワード
『餓狼伝説スペシャル』などで登場
コマンドが複雑化した当時の格ゲーの中でも、入力が難しい必殺技の代名詞でしょう。
■瞬獄殺/豪鬼
『ストリートファイターZERO』などで登場
ガード不可の移動投げ。順番押しコマンドの代名詞ですが、実は『ヴァンパイア』のモリガンが繰り出す「ダークネスイリュージョン」の方が瞬獄殺より実装は先です。
■覇王翔吼拳/リュウ・サカザキ他
『龍虎の拳』などで登場
デカカァァァァァいッ! 飛び道具。初登場時には衝撃的な大きさでした。
■ミッドナイトブリス/デミトリ・マキシモフ
『ヴァンパイア セイヴァー』などで登場
相手を女性化させ、血を吸い、火を付けて放り投げる移動投げ。対戦キャラ全てに女性化グラフィックが用意され、ファンから人気を得ました。
■龍虎乱舞/リョウ・サカザキ他
『龍虎の拳』などで登場
初段がヒットすると素早い連続攻撃がたたき込まれる、乱舞系必殺技の元祖です。
なぜ『サムライスピリッツ』の「秘奥義 天覇封神斬」が入っていないの? など、セレクションへの不満もあったかもしれませんが、ゲーメストとともに青春時代を過ごした方々にとっては、グッとくる内容だったのではないでしょうか?
(イズミのブオ)