緑川ゆきの人気マンガを原作に、2008年にテレビアニメ化された『夏目友人帳』。原作の持ち味を最大限に活かした丁寧な映像づくりが多くのファンを獲得してきた。以来、その好評を受けて2009年『続 夏目友人帳』、2011年『夏目友人帳 参』、2012年『夏目友人帳 肆』とシリーズを重ねている。
そんな本作の待望の新シリーズ『夏目友人帳 伍』が2016年秋にスタートすることが決定した。『肆』から数えて4年ぶり、ファン待望の新シリーズだ。長年の亘る展開は、本作が多くの人に深く愛されていることを示していそうだ。
アニメ化にあたっては、長年シリーズの監督を務めてきた大森貴弘が総監督になり、監督には新たに出合小都美が決定した。とはいうもののキャラクターデザインの高田晃ら、お馴染みのスタッフも多く参加する。シリーズ構成は村井さだゆき、アニメーション制作は朱夏が担当する。
また秋まで待てないというファンには、4月5日よりテレビ東京で放送がスタートする「夏目友人帳シリーズセレクション」がお薦めになる。『夏目友人帳』と『続 夏目友人帳』の中から、とりわけ人気の高かった13話をピックアップして放送する。物語の発端となった『夏目友人帳』第1話「猫と友人帳」から第2話「露神の祠」、第1期の最終話「秋の夜宴」、さらに『続 夏目友人帳』第1話「奪われた友人帳」や「仮家」など初期のシリーズをいま一度振り返るのに役に立ちそうだ。
『夏目友人帳』は、「月刊 LaLa」に連載中の人気マンガ、小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志が、祖母レイコが妖怪を子分とする証に書かせた契約書=「友人帳」をもとに妖怪たちに名を返す日々を描く。
『夏目友人帳 伍』
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(C)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会【ほかの画像を見る】