堀井新太の“目”を勝村政信が絶賛! | ニコニコニュース

堀井新太は本作で地上波ドラマ初主演を務める
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3月29日(火)夜10時から放送される創作テレビドラマ大賞「川獺」(NHK総合)の試写会が行われ、主演の堀井新太と共演の勝村政信が登壇した。

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「川獺」は高知を舞台に、青年がある出来事をきっかけに疎遠となった父との確執を解消していく姿を描く。

主人公の教師・保(堀井)は、父の危篤を知り、14年ぶりに故郷の高知に帰る。父・明憲(勝村)は、かつて絶滅したニホンカワウソを発見したとうそをついて世間を騒がせ、そのせいで保とも離れ離れになっていた。父へのわだかまりが消えない保は、父がうそをついた理由を調べ始める。

これが地上波ドラマ初主演の堀井は、高知で行われたロケについて「見ていただいたら高知で撮った意味が分かると思います。セットも一切使わずに実際の家を借りたり、エキストラの方も高知で俳優をやっている方だったりと、すごくリアルに作られています」と作品の出来栄えに自信を見せた。

勝村は、堀井との共演の印象を「目がすごくきれい。僕も若いときこういう目をしていたなと思うと同時に、彼はいい時期にいい作品に巡り合えたんだなと思いました」と、しみじみ語った。

高知育ちの明憲役には方言の苦労もあったようで、勝村は「長いシーンの後で、エキストラの方々が『あぁ、おしい』と言ったんですね。何が悪かったのか分からなくて聞いたら『ここの発音がちょっと…』と。(方言の)先生が多かったので大変でもありましたが、随分助かりました」と振り返った。

堀井は、そんな勝村との共演の感想を聞かれ「撮影途中で中打ちといって、軽い打ち上げをしたんです。勝村さんと高岡早紀さんと3人で、高知の名物・鍋焼きラーメンを食べました」と回答。

続けて「僕はその日は撮影が終わっていたのですが、お二人はその後も撮影があったので、僕だけビールを飲むのはと思って…」と話し始めたところ、勝村から「飲んでましたよね?」と即座にツッコまれ、「飲みました!」と笑顔で認めた。

最後に作品を通して得たものを聞かれた堀井は「主演ということで、現場にこれほど長く居たのは初めて。出演者やスタッフさんを含めて、いろいろな人の協力があって作品ができることがあらためて分かりました。今後も、感謝の気持ちは持ち続けていきたいです」と神妙な面持ちで語った。