「宇宙現象観測所」所長が最新UFO画像をガチ分析! 自動観測撮影装置ロボット「SID-1」のヤバさとは!? | ニコニコニュース

画像提供:北島弘氏
TOCANA

「宇宙現象観測所(Space Phenomena Observatory Center、SPOC)」) の所長兼CEO、北島弘氏が寄稿! 最新の「自動観測撮影装置ロボットSID-1」が捉えたUFOについて語り尽くす!

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2016/03/post_9128.html】

 当「宇宙現象観測所」は、地球の大気圏内の宇宙や空中で発生しているさまざまな不思議な現象や物体、なかでもUFOを積極的に捕捉して記録していくという意図のもとで設立。これは世界でも類を見ない初の試みである。

「自動観測撮影装置ロボットSID-1(シド1=Space Intrusion Detection systems-1=宇宙侵入検知システム-1)」を起動させ、観測を開始。流星、不思議な光、あるいはUFO等宇宙や空中を移動するものを自動検知録画する中、ついに予想通り、このSID-1が、あきらかにUFOと判定できるものをいくつか捉えることに成功した。

 これからその成果を2つ、紹介させていただこう。


■ケース1「青空の中、高速で移動する2機の白く輝くUFO」

 秋晴れの20014年9月16日16時46分、SID-1が2機のUFOをキャッチした!

 このとき不思議な白い卵形物体が2つ、SID-1から見て北→北東→東方向(東京都北区から足立区、江戸川区上空方向)に移動しているのが録画された。

 撮影された動画から一部を静止画として切り出し拡大画像とし、画像処理を施すと、確かに2つの物体が存在していることが明らかになる。この物体がきれいな円すい形の鋭いピークをもつことで、それが雲ではなく、物理的にそこに存在している物体であることがわかる。より詳しい画像処理の解釈は後述するが、これは鳥でも自然現象でもない、まさしくUFOである。UFOは江戸川区上空方向へと移動していった。

 この物体の画像中での移動時間は8.2秒。絶対距離は正確にはわからないが、当時の気象データで当時の天候が晴れで視程が20キロであることから考慮すると、10キロから20キロくらいの距離を飛行していたと推測される。

 ちなみに、それらのデータから計算するとスピードは時速1320キロから2635キロ以上となる。マッハ1から2を超えており、スピードは戦闘機のスピードと同等だったということになる。

 ここで指摘しておきたいことがある。それは日本を含むほとんどの国で、通常は地上で規定の高度以下での超音速飛行は禁止されているということだ。だとすると、これは戦闘機ではないことになる。形からしても、その正体は、UFOだった可能性が高いといえるだろう。

 移動するUFOの拡大画像に画像処理を施すと、2つの物体が存在していることが明らかになる。グラフのx軸は拡大画像から切り取った画像の縦軸、y軸は同横軸。z軸は各画素点の画像輝度強度を表し、図の中で各プロットの高さとして解釈される。したがって、2次元画像を3次元の視点から見ることができ、画像内の「形状」を理解できる。


■ケース2「異空間から出現したのか? 青空に忽然と現れた金色に輝くUFO」

 2014年9月26日14時26分、SID-1から東方向(東京都足立区方向上空)の青空の中に、金色に輝く奇妙な物体が、忽然と出現した不思議な動画が記録された。SID-1は大気圏内の宇宙や空中で何かの動きがあるとそれを検知し、その動体検知の瞬間より前にさかのぼって連続記録することができる。そのため驚くべきことに、“それ”は、まったく何もなかった空間に、まるで異空間から投影されたかのように現れたことが記録されているのだ。初めてこの動画を見たとき、筆者は心臓が凍りつくような恐怖感に襲われた。その出現の仕方も含め、この物体自体が醸し出す、異様な雰囲気に威圧されたからだった。

 拡大画像に画像処理を施すと明らかに平面(x軸、y軸で作られる平面。この場合は背景の青空)から円すい形の鋭いピークをもつ形状図形が浮き出ているのがわかることからも、その空間には、自然現象では説明不可能な、「きれいな形の物体」が存在していたといえるのだ。そう、その時その空間に、UFOが物理的に存在していたのである。


■画像解析ツールを用いて“加工=合成”の有無を検証する

 今や、画像の加工はだれでも容易にできることから、いかにもといった“UFOのフェイク画像や動画”が日本のみならず世界中に蔓延している。だが同時に、科学の各分野でコンピュータを使用した高度な画像処理及び分析技術が日進月歩で進化しており、フェイク画像や動画によるデジタル犯罪の防止、また不正行為を証明する最先端のアメリカのコンピュータ科学捜査の分野や、最近日本でも話題の学術論文内の実験画像の “加工=合成”を見破るツールもまた開発されている。それらの中のひとつが世界最大の米国のUFO研究団体「MUFON」で使用されている画像処理解析ツールだ。MUFONでは送られてきたUFO画像が本物かどうかの判定に、このツールを用いている。

 今回、SID-1が撮ったものはオリジナルなので加工はないわけだが、この解析ツールの性能を確かめるために、ためしに今回のUFO画像(ケース2)にも、同様のツールをいくつか使って筆者自身が画像処理を施してみた。

 物体の拡大画像を処理。詳細は後述するが、全体が黒く、元画像に手が加えられていない、つまり“加工=合成”がないことがわかる。

 さらに筆者自身が物体の拡大画像に黄色丸を描きこんで加工画像を作成。ためしに処理を施してみた。すると、はっきりとその部分が加工されていることが見てとれた。

 拡大画像に黄色丸を描きこんだ画像に処理を施してみた。すると、はっきりとその部分が加工されていることが見てとれた。
黄色丸の部分が青紫と白色の図形として現れている。

 この画像処理だが、たとえば元画像に故意に何らかの手が加えられ変更された部分があると、その部分に青紫と白色がまざった色の図形が表れる。全体が黒い(あるいは黒灰色)で密度がほぼ同じ様である場合は、“何ら変更されていない=加工されていない”ことを意味するのである。

 次いで、同じ画像にカラー強調処理を施し、編集ソフトでUFO部分を切りとり、“本物の”UFOの右下に貼り付け、2機のUFOが並んで飛ぶ画像を作成。この画像に処理を施した。

 複写及び合成作業そのものが“加工=合成”したことになるので、もはやこれ自体に処理の結果、白いノイズが増加している。その中でも右下部分の複写したUFO画像の周辺に四角の青紫と白色の白枠がはっきりと見てとれる。

 この画像処理によって、この部分が少なくも一回以上画像中の他の部分に比べて多く“加工=合成”されていること。つまり、元の画像からUFOの部分を切り出し、サイズを変更しそれを貼り付ける、という作業が行われたことが容易に示唆されるのである。

 複写及び合成作業そのものが“加工=合成”したことになるので、もはやこれ自体に処理の結果、白いノイズが増加している。その中でも、右下部分の複写したUFO画像の周辺に四角の青紫と白色の白枠がはっきりと見てとれる。この四角の形状は切り張り複写したときの形状だ。本物のUFOの部分も白いノイズは増加しているが、UFOの右下のUFOのようなべったり四角い範囲はないので、明らかに違いがわかる。

 この画像処理によって、この部分が少なくも一回以上画像中の他の部分に比べて多く“加工=合成”されていること。つまり、元の画像からUFOの部分を切り出し、サイズを変更しそれを貼り付ける、という作業が行われたことが容易に示唆されるのである。

 つまり、元画像に何らかの“加工なり合成”された部分があると、そこにはっきりと周辺とは異なる青紫と白色の図形が表れる。全体が黒い(あるいは黒灰色)場合は、“加工=合成”されていないことを意味するのである。

 この画期的な画像処理アルゴリズムは、現在では米国コンピュータ科学捜査をはじめ、広く認められているものだ。

 参考にUFOとの見間違いが多い、鳥やヘリコプターの場合はどういう結果になるのかも比較のために試してみる。


●二羽の鳥のケース

 SID-1が撮影した2羽の鳥が飛ぶ動画から一部分を拡大した静止画を処理してみると、2つの物体が存在していることがわかる。この場合は画像でもわかるように、均質的ではない鳥の羽の部分の画像輝度強度が低いのか、背景の青空平面よりも下方に、左右の鳥の羽の部分であろう円すい形のくぼみが2つあるのが確認できる。鳥の白い胴体部分の画像輝度強度は高いので青空平面の上方にひとつ円すい形の山がある。この2羽の鳥の画像処理結果と比べると明らかに今回紹介したUFOは鳥ではないことがあらためてわかる。

 均質的ではない鳥の羽の部分の画像輝度強度が低いのか、背景の青空平面よりも下方に、左右の鳥の羽の部分であろう円すい形のくぼみが2つあるのがわかる。鳥の白い胴体部分の画像輝度強度は高いので青空平面の上方にひとつ円すい形の山がある。


●2機の大型ヘリコプターのケース

 次に2機の大型ヘリコプターのケースで見てみよう。

 2機の大型ヘリコプター画像を拡大したものを処理してみると2つのヘリが存在していることが明らかになる。この場合はヘリのほぼ均質的な画像輝度強度が高いのか青空平面の上方に鋭い円すい形のピークが2つある。また、この画像ではぽっかり浮かんだ2つの雲の部分は画像輝度強度が青空よりも低いのか青空平面の下にくぼんだように見える。

 このヘリのケースでは今回紹介したUFO同様、鋭いピークをもった山が明確に現れた。このことからも今回紹介したUFOは空中に明らかに“ある均質的な物体”、つまりUFOが存在していたことがわかる。

 以上、撮影動画の画像解析について解釈してみた。それを踏まえたうえで、今回、SID-1によって動画撮影された物体は、青空の背景画像に、UFO画像を重ねて“加工=合成”したようなものではない、れっきとした“UFO”だったと言えるだろう。そしてなによりもケース2で紹介した、何もなかった青空の中に、金色に輝く奇妙な物体が、忽然と出現したことだ。驚くべきことに、“それ”は、まったく何もなかった空間に、まるで異空間から投影されたかのように出現し、その瞬間が動画で撮影されたという大変めずらしい貴重なケースであることも強調しておきたい。

 今この時間にもSID-1はその“眠らないレンズ”で自動観測を続けているのだ。すでに今回紹介したケース以外にも数多くの不思議な現象を観測している。今後も機会があれば紹介していきたい。

(文=「宇宙現象観測所(Space Phenomena Observatory Center、SPOC)」所長兼CEO 北島弘)