韓国で同時期公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を抑え公開初週の観客動員数1位の座に輝き、最終動員800万人を記録したファン・ジョンミン主演の大ヒット作『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』が、7月30日に日本公開されることが明らかになった。
本作は、ヒマラヤ8,000メートル級高峰14座の登頂にアジアで初めて成功した実在の登山家オム・ホンギル率いる“ヒューマン遠征隊”の遠征を描いた作品。エベレストで命を落とした仲間の亡骸を探すため、記録に残らない過酷な遠征を行った彼らの77日間の真実が映し出される。
確固たる意志と強靭な精神力を持って幾多の危機から仲間を救ってきた隊長オム・ホンギルには『ベテラン』などのファン・ジョンミン。最愛の後輩ムテク役を「応答せよ1994」のチョンウが演じるほか、『サスペクト 哀しき容疑者』のチョ・ソンハ、『王になった男』のキム・イングォン、『ソニはご機嫌ななめ』のチョン・ユミらが脇を固める。俳優たちは撮影のため減圧トレーニングだけでなく、登山家さながらの準備訓練を行い、ヒマラヤやモンブランでの危険な撮影に臨んだといい、その熱演と圧巻の映像美にも期待が膨らむ。メガホンを取ったのは、『パイレーツ』のイ・ソクフン監督。(編集部・吉田唯)
映画『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』は7月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国順次公開