2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選が24日に行われ、日本代表はアフガニスタン代表を5-0で下した。
日本代表としての国内デビューを無失点で飾ったGK東口順昭(ガンバ大阪)は、試合を振り返って「大変……寒かったです」と苦笑いを浮かべた。
力の差が明らかだった。「GKにとっても難しい試合。決定的なピンチがなかったのは良かった。『勝って当たり前』と言われている試合で無失点で抑えるための入り方や集中力は課題だったので、それはできた」と自らのプレーにも一定の評価。チームとしては相手陣内でプレーする時間が長いワンサイドゲームになった。
19分に右CKからこの試合唯一のシュートを打たれたシーンについては、「あそこだけです。もうちょいボールに触りたかったですね」と回顧したが、試合の主導権を握りながらも先制点が決まったのは43分。守備機会が少なく焦れるような展開に「前半は難しい展開だったし、ラッキーパンチはあるので。DF陣と集中して守れたと思う」と話した。
昨年8月9日に中国・武漢で行われたEAFF東アジアカップ2015の中国戦以来となる国際Aマッチで初の無失点試合を達成し、「これを継続して。また使ってもらえるように練習からアピールしていきたい」と前を向いた。西川周作(浦和レッズ)、林彰洋(サガン鳥栖)、そして復帰した川島永嗣(ダンディー・ユナイテッド/スコットランド)との熾烈なGK争いに挑む。