3月24日はゲーム発売ラッシュ! 秋葉原では『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』と『DOAX3』の発売記念抽選会が開催 | ニコニコニュース

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文・取材:編集部 ロマンシング★嵯峨

●参加賞は初音ミク×マリー・ローズのコラボグラビア着せ替えジャケット!

 多数のゲームソフトが発売された2016年3月24日。東京・秋葉原では、セガゲームスのPS Vita版『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』(※PS4版は2016年秋発売予定)と、コーエーテクモゲームスの『デッド オア アライブ エクストリーム 3 ヴィーナス/フォーチュン』の発売記念抽選会が行われた。

 『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』抽選会の会場は、クラブ セガ 秋葉原 新館。店頭やECサイトでゲームを購入し、購入を証明できるレシートや納品書などを持参した人が参加でき、立て看板やキャンバスプリント仕様イラストパネルなどの豪華賞品が贈られた。

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 参加賞は、先日発表され話題を呼んだ、初音ミクさんとマリー・ローズさんのコラボグラビアを使用した着せ替えジャケット! なお、このグラビアは、週刊ファミ通2016年4月7日号(2016年3月24日発売)にも掲載されている。コラボが実現するにいたった経緯をうかがったインタビューも読めるので、ぜひチェックしてほしい。

 ところで、このクラブ セガ 秋葉原 新館でお会いした初音ミクさん、気になるメッセンジャーバッグを肩から下げていた。んん、これは……現在予約受付中の、“SEGA feat. HATSUNE MIKU Project”関連新商品である、“『初音ミク -Project DIVA- X』メッセンジャーバッグ”では!?

 バッグの外側には、『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』に登場する5つのエレメントのマークと、ミクのシルエットをプリント。内側には、PS Vita版のメインビジュアルがデザインされている。

 こちらのメッセンジャーバッグはセガストアで予約受付中。価格は8424円[税込]で、2016年4月中旬お届け予定となっている。予約ページはこちら! 欲しい人は、予約を忘れずに。

 さて、クラブ セガ 秋葉原 新館の隣の隣にある、ソフマップ東京秋葉原アミューズメント館では、『デッド オア アライブ エクストリーム 3 ヴィーナス/フォーチュン』の抽選会が開催。この抽選会は、対象店舗にてソフトを購入した人を対象とするもので、撮り下ろしのグラビアポスターや、販促用ポスターなどがプレゼントされた。また、こちらの抽選会でも、初音ミクさんとマリー・ローズさんのコラボグラビアジャケットが、参加賞全員に贈られた。

 ここでは、抽選会会場を訪れた、『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』プロデューサーの林誠司氏と、ディレクターの大坪鉄弥氏のインタビューをお届け。

――ついに発売日を迎えた、いまのお気持ちを教えてください。


 今日はちょっと天気がよくないのですが、僕たちにとってはわりと吉兆で。ミクさんは雨女のようで、毎度発売日には雨が降るのですが、今回も雨を降らせていただいたなと。幸先がいいんじゃないかなと思っています。今回、PS Vita版とPS4版を展開するのですが、ベースとなるPS Vita版を無事に発売できたことに、ほっとしています。
大坪 林が言っていた通り、いつも通りの天気で(笑)、無事に発売できてよかったと思います。

――新要素が多数収録されている本作ですが、いちばんのポイントはどこですか?


 今回、“ライブ&プロデュース”というコンセプトのもと、“ライブクエストモード”というモードを収録しています。従来のフリープレイの遊びもありつつ、リズムゲームを通じてさらに楽しい体験をしていただきたいと思い、リズムゲームを遊び込むための工夫を入れました。ぜひライブクエストモードを遊んでいただきたいです。
大坪 新しい要素はいろいろと入っているのですが、“歌うように遊ぶリズムゲーム”という原点はきちんと押さえて作っていますので、安心して楽しんでいただけると思います。

――本作には、メドレー曲を始め、多彩な楽曲が収録されていますが、オススメの曲を1曲教えてください。


 1曲と言わず、30曲ぐらい!

――全曲ですね(笑)。では、すべてオススメという前提で、とくにお気に入りのものを選ぶとしたら?


 新しい試みのひとつとして、今回、メドレー曲が入っています。音源としては新しいものなのですが、楽曲は定番の人気曲です。皆さんが「この曲が入っていたらうれしいな!」という曲を、数多く入れたいという思いがありまして、メドレーという形式を取り入れることにしました。全部オススメなんですけど、「クール・メドレー」は、アレンジもマニピュレートも、若い方が担当されているんですよ。(メドレーアレンジはDIVELA氏、マニピュレートは攻(おさむ)氏が担当)。非常に若い、フレッシュな才能に触れられる、というのもポイントですね。
大坪 僕は「卑怯戦隊うろたんだー」ですね。人気の高い楽曲で、ついに収録できたということで思い入れが深いです。
 特撮モノを一生懸命研究しましたね。どうすれば特撮ファンに納得してもらえて、「うろたんだー」ファンに「こうきたか!」と思ってもらえるのか。ステージもモジュールも作り込みました。
大坪 おふざけ感はなく、一生懸命やっています!

――モジュールやアクセサリの組み合わせを楽しめるのも本作の魅力ですが、おすすめの組み合わせはありますか?


 やり込んでいくと、“ランダム”が楽しくなるんですよ。フリープレイでは、モジュールとアクセサリをランダムで決めることができるんですが、思わぬ組み合わせが生まれてビックリしたりして。今日の運勢を占うような感じで、“ランダム”を使ってもらえたら、と。好きな組み合わせは……うーん……やっぱりネコミミですね。ネコミミとネコしっぽを組み合わせると“役”が発生したりもしますよ。
大坪 僕は、このアクセサリの仕様を作ったときに、メガネをいっぱい作ったんですよね。ユーザーさんに「メガネにばっかり、こだわりすぎ」と言われて、その後控えたんですけど(笑)。本作では、新登場のアクセサリもありますので、ぜひ新規のものを見ていただきたいですね。

――ずばり、Xのヒミツとは?(本作のキャッチコピーは“歌声で解いて――Xのヒミツ。”)。


 Xには“未知数”という意味合いがあって。今回、新しい要素がたくさんありますので、その意味を込めました。それから、“エフ”シリーズで蓄積したノウハウを引き継いで、新しいステージへ行くという意味もあります。このロゴの“X”、傾けると、“f”っぽく見えるんです。そういう、ちょっとした遊び心も入れて、こういう形にしました。

――なるほど。


 学生時代、“X=?”という数式がありましたよね。ですので、ユーザーの皆さんも、“X”という文字を見ると、ヒミツや謎といったイメージを持つのではないかと。つまり、Xのヒミツとは……ヒミツであると! それぞれの心にあるヒミツです!!

――ありがとうございます(笑)。ところで、PS4版の進捗はいかがですか?


 PS Vita版のゲーム性を、高画質・高解像度でお楽しみいただけるように制作中です。
大坪 今後発表していきますが、鋭意クオリティーアップしているところですので。
 高解像度で動くミクさんは、インパクトがありますよ。

――では、最後にユーザーにひと言お願いします。


大坪 今日は寒いので、ぜひとも暖房のきいた部屋でゆっくり、温まりながら遊んでいただければなと思います。
 新しい試みがたくさん入っていますので、これまでのシリーズを遊んでくださった方も、初めて触れる方も、楽しめる作りになっていると思います。いままで以上に、リズムゲームを通して、楽しい思いや達成感を味わっていただけるようにしたつもりですので、ぜひ遊んでみてください。体験版の配信も始まりましたので、ぜひよろしくお願いします!