ゲスの極み乙女。の川谷絵音(27)との不倫報道によって、2月より休業中のタレントのベッキー(32)の身辺が慌ただしくなっている。“ベッキー援護派”と目される週刊新潮では、すでにベッキーは川谷と決別していると関係者が証言し、現在は実家に篭って関係各所に謝罪の手紙をしたためる日々を送っていると報じたことが思わぬ波紋を呼んでいる。
■手紙が届いた人と届かなかった人の明暗22日発売の週刊女性(主婦と生活社)では3月上旬にテレビ局プロデューサーに届いた手紙の内容を報じている。便箋2枚に直筆で書かれた手紙には、「川谷とは不倫をしていない」「本当に友達です」という釈明がされていたようだ。
「ベッキーの手紙が理解に苦しむのは、この時期にわざわざ騒動を蒸し返す無神経さにある。不倫を弁明して仕事復帰の足がかりを作りたかったのは分かるが、手紙を受け取った人と受け取っていない人の違いはなんなのか。業界の力関係を計算したかのような手紙送付リストに批判が高まっています」(スポーツ紙記者)
ベッキーが100通を越える謝罪の手紙を送ったとされるのは、共演者や番組関係者だというが、『人生のパイセンTV』(フジテレビ系)で共演していたオードリーの若林正恭(37)や、ベッキーと交流があったという南海キャンディーズの山里亮太(38)、タレントのJOY(30)らは手紙が届いてないことを明らかにしている。
「山里は23日放送のラジオ番組『山里亮太の不毛な論議』(TBSラジオ)で、『俺は友達じゃなかったのかな。仲が良かったつもりだったからショック』と愚痴るなど、はやくも手紙の送付先リストから漏れた関係者からは不満の声が出始めています」(前出・記者)
番組プロデューサーといった仕事復帰の根回しを優先したようなベッキーの手紙は、芸能界の多くの仲間を傷付ける結果になっている。このことをベッキーは自覚しているのだろうか。芸能界復帰後にも禍根を残しそうな行動といえるだろう。
文・阿蘭澄史(あらん・すみし)※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など多数。