TBSの報道番組「NEWS23」で、毎日新聞社特別編集委員の岸井成格さんが25日深夜、アンカーとして最後の出演を迎え「世界も日本も歴史的な激動期に入った。何よりも真実を伝え、権力を監視するジャーナリズムの姿勢を貫くことがますます重要になってきている」と語った。
岸井さんは2013年4月に同番組のアンカーに就任。昨年9月、安全保障関連法案をめぐり「廃案に向けて声をずっと上げ続けるべきだ」と発言し、保守論客らの団体から「政治的に公平であることを定めた放送法に違反する」と批判された。
番組の顔だった膳場貴子アナウンサーもこの日で降板した。