4月23日公開の劇場版アニメ「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」(桑原智監督)のイベントが27日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の「AnimeJapan(アニメジャパン)2016」で行われ、声優の花澤香菜さんや津田健次郎さん、高橋広樹さん、竹内順子さん、日野聡さんが登場した。謎の少年・藍神に付き添う少女セラ役を演じる花澤さんは、中学時代にクラスメートの中で大流行していたと「遊☆戯☆王」の思い出を語り、「少年少女たちを虜(とりこ)にするものがいっぱいつまってるなと実感しました」とコメント。「この中に入れて幸せだな、というのをかみしめながらやらせていただきました」と心境を語った。
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イベントでは出席者間での質問コーナーも設けられ、「パンが大好きで、食パン一斤ぐらいペロリと食べてしまい気づいたら太ってしまいます。花澤、春のパン祭りです」という花澤さんが、出席者全員へ「どうすればパン欲を止められるか」という質問をする場面も。「パン全体にテンションが上がる」という花澤さんへ、竹内さんが「あと10キロ太ってから考えればいい」とアドバイスし、花澤さんが「パン祭りは継続で!」と力強く宣言すると、集まった500人の観客を沸かせた。
「遊☆戯☆王」は、1996〜2004年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気マンガ。「千年パズル」を解いたことにより闇の人格を手に入れ、闇のゲームの番人となった内気な少年・武藤遊戯の活躍を描き、「R」「GX」「ZEXAL」など派生作品も次々と作られた。劇場版アニメは、もう一つの別人格「闇遊戯」との戦いを終えて日常を取り戻したかにみえた遊戯の前に、謎の少年・藍神が現れ、世界中で謎の失踪事件が次々と起こる……というストーリー。原作者の高橋和希さんが原作・脚本・キャラクターデザイン・製作総指揮を務め、完全オリジナルストーリーとして製作される。4月23日公開。
アニメジャパンは、東京都の青少年健全育成条例改正をめぐり、東京都が実質的に開催していた「東京国際アニメフェア(TAF)」と、一部のアニメ関連企業が中心となった「アニメコンテンツエキスポ(ACE)」に分裂していた両イベントが、再集結して14年から開催されている。昨年は3日間で約12万人が来場した。今年は過去最高となる174の企業と団体が出展。子供向けの「ファミリーアニメフェスタ2016」も同時開催中。当日券は中学生以上が2000円で、小学生以下は無料。27日まで。