手相とは、手のひらに入った筋や、肉づき、皺などで性格や運命を読み解く占いのことです。手のひらだけでなく、爪の形や指の長さ、手の形、指紋などを見ることもあります。
手相というと手のひらの線だけを見るものと思う人も多いかもしれませんが、実は手の大きさや幅、肉付きなども見て判断することが大切なのです。
そこで今回は、この線が出ていたら恋愛関係でこじれる暗示のある手相についてご紹介していきます。
結婚で上向きの細かい線が何本か出ている場合は、パートナーの運気を下げてしまうというサゲマンの相とされます。
もしも自分の彼氏や婚約相手にこの手相が出ていたら、付き合ったり結婚するのは見合わせたほうが無難と言えるでしょう。付き合ったあとに、こんなはずじゃなかったのに…といった問題が浮上する危険性があります。それでも交際しようとするなら、可能な限り身辺を整理して挑みましょう。
結婚線が垂れ下がり感情線に接する場合、相手の欠点により自分の運勢まで下がってしまう暗示です。相手に不満はたくさんあるのに、なぜか別れられないケースが多い手相とも言えるでしょう。泥沼化しやすいため、決断することも大切です。
また、結婚線の先が二股である場合は、付き合っても遠距離恋愛になったり、セックスレスの恐れがあると言えます。先端が大きく分かれている場合は特に注意!
知能線と感情線の間に斜めの線が入る場合は、よく考えて付き合わないと、最初の交際が不幸な結末になってしまうという手相です。その時のノリや勢いに任せず、よく考えてからの行動を心がけましょう。できちゃった婚にも注意。
また、結婚線がギザギザの場合は、ふたりの関係がギクシャクすることを示します。同じく、結婚線が鎖状の場合も、自分が原因でケンカ別れになる危険性が。冷静になってみましょう。
生命線の横に並んで刻まれる線・影響線に「島(線で囲まれた部分)」があり、そこから横線が出ている場合は、パートナーや恋人との関係に疲れを感じているサインです。いつ破局を迎えてもおかしくない手相ですが、彼との関係を見直し、改善することで線は変化するでしょう。
また、影響線の先端に横線があり、そこで線が止まっている場合も要注意。第三者の邪魔により恋人と引き裂かれる暗示が。お互いの信頼関係を大切に。
手相は奥が深く、その歴史はおよそ3000年前から5000年前の古代インドという説が有力です。古代インドで始まった手相は、仏教とともに中国に伝わり、そこで易学(えきがく)を取り入れ発達し 平安時代の日本にもたらされました。最近では、手のひらに吉相となるようなシワを書く開運法もあるようです。
しかし、いずれにせよ自分の人生が刻まれた線であることは確かと言えるでしょう。誰もが持つ手、あなたも自分の手の神秘を解読してみてはいかがでしょう。(脇田尚揮/ライター)