ナポリがパリ・サンジェルマン所属のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチに年俸800万ユーロ(約10億円)を用意しているという。26日、イタリアメディア『メディアセット』が伝えている。
イブラヒモヴィッチは先日、「エッフェル塔を自分の銅像に建て替えることはできないだろう…。クラブの首脳陣でも不可能だろうと思う。もしそれが実現したら、ここに残るよ。約束するよ」と、冗談を交じえつつ、パリ・サンジェルマン退団の意向を明かしていた。
これを受け、多くのクラブからの関心が伝えられており、23日付けのイタリア紙『La Repubblica』は中国政府が同国スーパーリーグの“顔”となるスター選手の獲得を望み、年俸7500万ユーロ(約94億4000万円)を用意していると報じた。
『メディアセット』によると、ナポリも同選手の獲得を目指しているクラブのひとつのようで、年俸800万ユーロのオファーを準備している模様だ。ただ、同メディアはこのオファー額が十分ではないとし、ナポリの他にマンチェスター・U、チェルシー、アーセナルといったプレミアリーグの強豪が関心を示していると報道。なかでもマンチェスター・Uは年俸1500万ユーロ(約19億円)の2年契約という破格のオファーを用意しているため、ナポリにとっては不可能なミッションだと伝えられている。