コブクロが6月15日にニューアルバム「TIMELESS WORLD」をリリースする。
本作はコブクロにとって約2年半ぶりのアルバム。2015年12月に劇場公開された映画「orange-オレンジ-」の主題歌「未来」や、4月14日(木)からテレビ朝日系でオンエアされる刑事ドラマ「警視庁・捜査一課長」の主題歌として書き下ろした「STAGE」など全15曲が収められる。
本作のタイトルは2人が2005年12月にリリースしたアルバム「NAMELESS WORLD」から名付けられた。同作のジャケットイラストはかつて彼らがストリートライブを行っていた大阪・戎橋がモチーフになっており、ニューアルバムのジャケットデザインにも戎橋が使用される。今作のジャケットの戎橋はファンの顔写真を公募し、モザイクアートで描くとのこと。顔写真の募集についてはコブクロのオフィシャルサイトを確認しよう。なおニューアルバムの初回限定盤にはフィルムが封入され、これを「NAMELESS WORLD」のジャケットに重ねることで新たなデザインを楽しむことができる。
9枚目のオリジナルアルバム「TIMELESS WORLD」が完成しました。
「陽だまりの道」という一曲から始まった2年6ヶ月の旅の軌跡。様々な出逢いから生まれた言葉にメロディーを付け、
二人の今を歌声の足跡で記した様なアルバムになりました。
時を経ても色褪せない、雨晒しでも負けない、そんな強さと温もりを宿らせたような歌が15曲集まりました。
「桜」をリリースして10年。
今作に収録されている「未来」という楽曲を作った事で、10年前を振り返るタイミングが訪れました。
その時にリリースしたアルバム「NAMELESS WORLD」は、「名もなき世界を音楽で表現したい」と、ジャケットにそのイメージを描いたのですが、
その真ん中はあえて描かずに真円の空白で表現しました。
10年の時を超え、変わらず当時の楽曲も大切に歌い続けている自分達の音楽スタイルと、
変わらず応援してくれているファンの皆さんとの絆を象徴するタイトルとして、新たに「TIMELESS WORLD」という言葉で表現し、
ジャケットはその空白に新たなイメージを描きました。
今日まで、僕等の音楽に出会ってくれた沢山の方々が、時を超えて繋げてくれているものの大きさは計り知れません。
そんな思いを、この旅の記録としてリリースできる事をとても嬉しく思います。
夏からはアルバムツアーが始まります。
ライブを通して、この「TIMELESS WORLD」というメッセージが届く様、沢山のアイデアをステージで表現できたらと思います。
アルバムを聴いて、是非ツアーにも足を運んでください。
10年前のアルバムが「NAMELESS WORLD」だったということを2人で話していて、その当時のジャケットを見直した時、
当時あえて描かなかった真ん中の白い部分に、<名も無き世界>をみなさんに感じてもらえたらと思っていたんです。
そして、時が経ち、その当時歌っていた歌を今も歌い続けている僕らのスタイルに改めて気が付き 「TIMELESS WORLD」という言葉が生まれました。
この10年、この真っ白な<名もなき世界>を支えてくれたものって何だろうと話した時に、それはやっぱり、ファンのみなさんや仲間や家族という、
支えてくれた人達だったなと思って。今、この部分で描きたいのは、そんなみなさんの姿だと思ったんです。
イラストのモチーフとなっているのは、実は18年前に立っていた大阪の戎橋なんですが、
今回はそれをみなさんのモザイクアートで仕上げられたらいいなと思っています。
最後に「STAGE」という歌が出来上がりました。
この歌は、1つの街を舞台に人のつながりを描くドラマ「警視庁・捜査一課長」の書き下ろしとして作った歌です。
1つの街を舞台に人の繋がりの中で事件を追うというドラマの温かさと、その街すべてをステージに路上ライブをやっていた昔の自分達とが重なり、
今なおステージを支えてくれているファンの皆さんやスタッフの顔を思い浮かべて書き上げた曲です。
「10年先も」という歌詞にあるように、この先の未来も歌えた事で、コブクロにとってとても大切な歌になりました。
・陽だまりの道
・Twilight
・42.195km
・奇跡
・hana
・未来
・SNIFF OUT !
・何故、旅をするのだろう
・STAGE
・星が綺麗な夜でした
・NO PAIN, NO GAIN feat.布袋寅泰
ほか全15曲収録。
・慶應義塾大学第57回三田祭前夜祭ライブ映像