27日、パキスタン東部ラホールで、爆発の被害者を搬送する救急隊員(ロイター=共同)
共同通信社

 【ニューデリー共同】パキスタン東部ラホールで27日、自爆テロとみられる爆発があり、少なくとも52人が死亡した。大半が女性や子どもだという。約150人が負傷し、病院に搬送された。

 警察などによると、爆発は公園外の駐車場で発生。子どもの遊具が置かれた場所の近くという。キリスト教の祝日で辺りはにぎわっていた。

 犯行声明は出ていない。

 パキスタンでは、イスラム教の武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」や過激派組織「ジュンダラ」が反政府活動や自爆テロを繰り返している。

 ラホールはインド国境に近いパキスタン第2の都市で、シャリフ首相の出身地でもある。

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