日本代表は27日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選のシリア戦(29日)に向けて埼玉県内でトレーニングを行った。
前日には選手ミーティングが行われ、選手同士が意見交換を行った。DF森重真人(FC東京)によると、「どういう雰囲気で最終予選、ワールドカップに向かっていくのか」をW杯経験者と未経験者が話し合ったという。
自身も2014年ブラジル大会に出場した森重は「このチームが立ち上がってからワールドカップまでの3、4年間はどういうことをやっていくのか」などについて発言したようだ。
2018年のロシア大会に向けて準備を続ける中で「人間なのでたまには気を抜くというかリラックスする時も必要ですし、忘れる時もあります」と前置きしつつ、「代表期間の時だけ意識を持ってやっているだけじゃ間に合わない。4年間準備しても間に合わない時もある」と常日頃から高い意識を持っていくことが重要だと話した。
「自分の頭で常にどのレベルで、どういうプレッシャーで、どう緊張感の中でやっていかないといけないのかっていうのは頭の中に置いておかないと。個人的にはワールドカップのメンバーが発表されて、1カ月で準備できるようなものではないと思っている」。
チームの雰囲気はよく「お互い要求すること」はできていて、「そのオンとオフっていうのはしっかり切り替えながら、まずは目の前のシリア戦からやっていこうという話をしました」とシリア戦への意気込みを語った。