バルセロナが4月2日に行われるリーガ・エスパニョーラ第31節のレアル・マドリード戦で、24日に亡くなったヨハン・クライフ氏の追悼セレモニーを行う予定であることが明らかになった。28日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
選手時代にバルセロナなどでプレーし、3度のバロンドールを受賞したクライフ氏は、1988年に同クラブの監督へ就任した。指導者としては、バルセロナでクラブ史上初のチャンピオンズカップ優勝、リーガ・エスパニョーラ4連覇などを達成した。
クラブはクライフ氏の功績を受け、本拠地カンプ・ノウで開催されるレアル・マドリードとの伝統の一戦“エル・クラシコ”で、クライフ氏の追悼セレモニーを実施する模様。歴代の会長であるホセ・ルイス・ヌニェス氏、ジョアン・ガスパール氏らが集結し、敬意を表するようだ。
全世界に衝撃を与えた訃報を受け、奇しくもライバル対決でセレモニーが執り行われることとなった。