【ローマ共同】イタリアのメディアは28日、ベルギー同時テロで自爆したハリド・バクラウィ容疑者(27)が昨年7月、イタリア経由でギリシャに入国していたと報じた。昨年11月のパリ同時テロの実行犯サラ・アブデスラム容疑者(26)も同じころギリシャにいたとみられ、中東や欧州の仲間らと連絡を取り合いながらテロの準備を進めていた可能性がある。

 イタリアのニュースチャンネル「スカイTG24」が対テロ当局筋の話として報じた内容によると、バクラウィ容疑者は昨年7月23日、ブリュッセルからイタリア北部トレビーゾの空港に空路到着。

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