【東京観光・花見/女子旅プレス】都心から少し離れて、ゆったり満開の桜を楽しめる名所として、毎年大勢の花見客が訪れる皇居周辺。中でも千鳥ヶ淵(ちどりがふち)は、お濠や遊歩道から桜を見上げることができるうえ、夜になると一際美しさを増す人気スポットです。
【さらに写真を見る】東京「千鳥ヶ淵」はボートにのって桜のトンネルを水上から見上げることも
◆都内屈指の桜の名所「千鳥ヶ淵」
千鳥ヶ淵とは、皇居北西側のお堀のことを指し、千鳥に形が似ていることからその名がつけられたと言われています。
江戸時代、江戸城拡張に際して造られ、かつては半蔵濠とつながっていたものの明治33年に分断され現在の姿となりました。
この千鳥ヶ淵は春になると、例年3月下旬~4月上旬に、約700メートル続くソメイヨシノやヤマザクラなど約260本の桜並木が見頃を迎え、千鳥ヶ淵公園の桜と一体となり春の訪れを知らせてくれます。
桜の花が舞い散る遊歩道を散策するのも良いですが、お堀のボートに乗って水上から桜を見上げて楽しむのもおすすめです。
◆ライトアップした夜桜のトンネルも美しい
また開花シーズンには、日没後の夜6時ころから桜の樹々がLEDでライトアップ。川が水鏡となり、色づいた桜が映り込んで、どこまでも夜桜のトンネルが伸びていきます。
水鏡に反射する薄桃色の桜のトンネルは、ゆるやかなお堀のカーブに沿うように咲き誇り、思わず吸い込まれてしまうそう。わずかな時期しか見られない春の絶景を生み出しています。
千鳥ヶ淵の緑道入口までは、東京メトロ「九段下駅」2番出口、もしくは「半蔵門駅」5番出口から徒歩5分。仕事終わりのカップルや花見客で賑わう名所で、春の夜桜デートはいかがでしょう。(女子旅プレス/modelpress編集部)
■千鳥ヶ淵(ちどりがふち)
1枚目画像:https://www.flickr.com/photos/marufish/3417955407/