主将を譲った長谷部が岡崎を称賛「大事な場面でチームを救ってきた」 | ニコニコニュース

シリア戦にフル出場を果たした長谷部誠(左) [写真]=兼子愼一郎
サッカーキング

 2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選が29日に行われ、日本代表はシリア代表を5-0で下し、首位通過を決めた。

 同試合では岡崎慎司(レスター/イングランド)が代表通算100試合出場の節目を迎え、キャプテンを務めた。普段はキャプテンマークを巻いて試合に望む長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)は「(岡崎の)キャプテンの素質は十分だと思いますし、僕は(今後も)そのまま岡崎にやらせたらって監督に言ったんですけど」と、冗談交じりに振り返った。

 長谷部もシリア戦で代表通算97試合目となり、節目の100試合まで残り3と迫っている。「代表はいつ呼ばれるかわからない。自分もこれから100に到達するかわからないし、まだまだですね。岡ちゃんは本当に、100っていう試合だけじゃなく、大事な場面でチームを救うゴールを何度も取ってきているんで、非常に貢献度は高いと思います」と、自身の記録については謙虚に答え、岡崎の記録に目を細めた。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が日本代表に就任して1年。長谷部はチームの成長について「少しずつ競争は出てきていると思う。ただ、まだ足りないと感じる部分はある。最終予選は厳しい戦いになることはみんなも分かっていますし、やっぱり予選を通じてもっともっと成長していかないといけないという危機感はあります」と、次なる戦いに向けて気を引き締めた。