腸の健康は、免疫力の高さや肌の美しさに反映されます。そのため、腸の働きを良くする“腸活”に力を入れる方も増加しています。それなのに、「なぜか効果を感じられない……」そう思ったそこのあなた! ほんの少し工夫をするだけで効果がグンと高まるかもしれませんよ。
ここでは、ビューティーフードアドバイザーの筆者が、効果半減“もったいない腸活”2種についてお話していきたいと思います。
■1:発酵食品のみを食べる腸内環境を整える働きを持つ乳酸菌を含む“発酵食品”。積極的に献立に取り入れたいですよね。ですが、ただ発酵食品を食べるよりも効果的な腸活方法があるのです。
それは、オリゴ糖を一緒に摂ること。オリゴ糖は、乳酸菌のエサとなり、腸まで届けて定着させる働きに期待されています。発酵食品は、オリゴ糖と一緒に摂りましょう。
【発酵食品】
味噌、納豆、キムチ、漬物、ヨーグルト、チーズなど。
【オリゴ糖を含む食材】
りんご、バナナ、はちみつ、味噌、牛乳、大豆など。
■2:食物繊維なら何でも良い野菜や穀類に含まれる不溶性食物繊維は、便のカサ増しをし、腸のぜん動運動を促しますが、摂りすぎは便を詰まらせる原因になることも……。粘性を持つ水溶性食物繊維も一緒に摂ることをオススメします。
【不溶性食物繊維を含む食材】
ブロッコリー、ごぼうなどの繊維質な野菜、穀類、豆類。
【水溶性食物繊維を含む食材】
りんご、バナナ、アボカド、おくら、しいたけ、わかめ、ひじき、押し麦など。
健康のために、腸活中の方、これから“美腸”を目指しているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。