反日感情というものは急激に話題となり、かとおもえばすぐに落ち着いたりします。おととしぐらいに反日デモなるものが行われ日本でも大きな話題となりましたが、だからといって日本と中国が戦争をやっているわけではないのです。あくまで過去の歴史を紐解くとお互い違う立場ではあるのですが、それに過敏になってしまうとこうなってしまうのかもしれませんね。
レストランの入り口には大きく「本店不接待」(入店禁止)と掲げられた張り紙があり、その中には「日本人」「犬」などのリストが上がっている。日本でもペット入店禁止と言うマークを良く見かけるが、それとはまた別のニュワンスが伝わってくる。どちらかと言うと犬はおまけで犬と同等の扱いを受けている我々への侮辱のようにも感じる。
日本人の他に、ベトナム人、フィリピン人も入店することが出来ず中国では人種差別が色濃く残っているようだ。だが一方海外では割と外国人入店お断りの店が多く、日本人を嫌う店もあるが中には単純に言葉がしゃべれないからという理由もあり様々だ。
この店も「日本語が判らない」と言う理由で入店お断りの張り紙をしているのかもしれないが、そうであったとしてもわざわざ「犬」をリストにあげる必要はない。犬の言葉が判らないと言うのは誰でも分かる。
これを受け中国のサイトでは「南京大虐殺を許すな」「日本人、フィリピン人、ベトナム人は無理だが犬は許してやれ」「無意味な愛国心」「日本人は悪い犬だ」「犬は悪くない」など過激なコメントが飛び交っている。
国民一人一人の心に「日本人」に対しての憎悪が染み込んでいる現状、島の一つや二つ解決したところで根本たる問題の解決には至らなそうだ。
参照
(秒刊ライター:たまちゃん)