【ワシントン時事】米中両国は31日、オバマ米大統領と中国の習近平国家主席の会談に合わせ、地球温暖化対策に関する首脳声明を発表した。昨年12月に合意した温室効果ガス削減目標の新たな国際枠組み「パリ協定」を早期に発効させるため、米中両国が4月22日に署名し、年内早期にそれぞれの国内手続きを終えると表明した。
声明は、中国・杭州で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議で温暖化対策の取り組みを進めることなども確認した。