3月30日放送の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日)にフリーアナウンサーの夏目三久(31)が出演。5年間出演した番組を卒業することが発表された。
マツコ・デラックス(43)に「何かお話があるんでしょ?」と促された夏目アナは「5年間務めさせていただきました総裁秘書の職を、この度離れることになりました」「お2人のそばで仕事ができるなんて、幸せな時間でした。ありがとうございました」とコメントした。
番組後半には「新・3大夏目三久の”肝っ玉を感じた瞬間”」として、過去の夏目の映像が流された。昔の自分に対し、夏目は「いろいろ最初はとんがってましたね。恥ずかしい」と感想を述べ、有吉弘行(41)が「最初(は)気が強い……『よーしこいつらやってやるぞ!』みたいな」と、当時の夏目の印象を語ると、夏目は「なんとか、お二人と一緒するには……と。自分なりに試行錯誤したんでしょうね」と、当時の心境を明かした。
その後、有吉とマツコから花束が渡され、夏目は「5年前会社を辞めて『さあこれからどうしよう』と言う時に、この番組にご縁、チャンスを頂きました。5年前は見ていただいた通り何の取り柄もなく、面白みもなく、お二人には我慢強く暖かく見守っていただいたと思ってます。そしてスタッフの皆様も本当に愛を持って接していただいて感謝しております。ありがとうございました。今の私があるのもこの番組のおかげだと言い切れます。感謝してもしきれません。そして視聴者のみなさま、番組を愛していただいてありがとうございました。私はいなくなりますが、ますますこの番組はパワーアップしていくと思いますので、これからも番組を引き続き愛して下さい。よろしくお願いします。5年間ありがとうございました」と卒業の挨拶を行い、深く礼をした。 これに対し、有吉は「ちょっと長いかな?」とツッコみ、マツコも「編集しづらかったね。今の。30秒以内にまとめないと」と最後まで手厳しい言葉をかけていた。
「『ゴム騒動』で日本テレビの退社を余儀なくされた夏目アナですが、『怒り新党』で有吉とマツコの毒舌に一歩も引かず、株を上げました。語学堪能でファッションセンスもよく、他人に媚びない姿勢が女性層から高い評価を得ています」(女子アナウォッチャー)
2013年からは『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ)のメインキャスターとして古巣に返り咲き、2014年からは朝の帯番組『あさチャン!』(TBS系)のメインキャスターも担当。フリーになった女子アナは数多いが、報道番組のメインを任されているフリーアナは貴重。現在文句なしの「勝ち組」アナだ。
「事務所としても、“もうバラエティ番組はいらない”という判断なのでしょう。報道や教育系など、堅いイメージの仕事を中心に据えるはず。視聴率が低迷しているフジテレビが夏目アナの獲得に動いている、という噂もありますね」(同)
着実に自身のキャリアを積み重ねていく夏目アナ。日本を代表する女子アナウンサーになる日も近い?