歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)と女優の藤原紀香(44)が3月31日、都内ホテルで結婚会見を開いた。報道陣約200人、ムービーカメラ30台、スチールカメラ40台と多くの注目が集まるなか、なれそめから今後の夫婦生活まで約1時間にわたって語りつくした。主な一問一答は、以下の通り。
――2人の出会いは?
愛之助「思い起こせば、5年前ですか。彼女が主演しておりましたミュージカルの『マルグリット』というのを拝見させていただきまして(それが)お目にかかった一番初めでございますね。彼女が赤十字の活動をしておりまして、そのボランティア活動で少しご一緒させていただいたことがきっかけ。5年前に出会いまして、そして再会しましたのが、その2年後、3年後くらいですかね。それからお芝居の話をするようになったり、ワイワイと付きあわせていただくようになっていく中、いい役者仲間という思いでお友だちとしてお付き合いさせていただきましたね」
紀香「お友だち、俳優仲間として彼と接していく中で、やっぱりとても周りへの気遣いだったり、優しさだったり、そして穏やかな内面を持ちあわせていながら、とても頼れる。ものすごく頼りがいのあるところがありました。彼の仕事に対する姿勢だったり、とても刺激を受けました。最初は友だちだったんですけど、やはり友情から尊敬もこめた愛情に変わっていきまして、いつの間にか頼っていました」
――結婚式・披露宴の予定は?
紀香「歌舞伎界の披露宴というのは、諸先輩の方々の前で奥さんを紹介するというものだと聞いているので、その日までにもっともっと多くのことを学びたいと思います」
――プロポーズはなんという言葉で、どんなタイミング?
紀香「正直、いつかなーとか思ってる間に時が進んでいたので『きのうの夜かな?』とか考えてたんですけど、やっぱりなかった。ちょっと今、初めて新婚旅行の時にって聞いて『あぁ、そうなんや』って今わかりました」
――梨園の妻に嫁ぐことについて?
――モテる夫の妻という覚悟は?
愛之助「『ね?』って言われても…。そうですね、でも本当にステキな宝物を手に入れましたんで、その心配はないと思います。(美しい妻を持つことへの心配は)してたら仕事できないので、仕事は仕事で打ち込みたいと思います」
――子どもについては?
紀香「そうは言ってくださいますけど、できれば彼の子どもを生みたいなって思うのが女心。ですので、無理をせず2人で相談しあってやっていければと思っております」
――幸せですか?
紀香「ありがとうございます。幸せです」