1日の日経平均株価・終値は前日比594円51銭安の1万6164円16銭となった。寄り前に発表された1-3月期の日銀短観では、大企業製造業のDI(業況判断指数)が市場予想を下回り、景気の先行きを不安視する見方が拡大。朝方から売りが先行し、ほぼ一貫して水準を切り下げる展開となった。取引終盤には下げ幅を645円まで広げ、1万6800円近辺を通過する25日移動平均線を大きく割り込んでいる。
東証33業種別では全業種が下落。特に電気機器、電気・ガス、鉱業の下げがきつかった。(編集:松浦直角)