森の撮影をライフワークとする写真家・小林廉宜。彼が20年に渡って撮り続けてきた世界24カ国、47カ所のさまざまな森の姿を集めた日本初・世界初の写真集『森 PEACE OF FOREST』が2016年3月16日(水)に発売された。
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同書では樹齢4,000年を超えてなお生きるブリッスルコーンパイン、最も高くまでそびえるレッドウッド、世界一大きなラフレシアの花、地球外の星を思わせるバオバブ、恐竜のようなマングローブなどの珍しい樹木のほか、その森が一番美しく映る表情、色合いを追いかけて、紅葉、樹氷、新緑、雪解け写真なども掲載。天地182mm、左右210mmのコンパクトな横長サイズで、いつでもどこでも世界の森を眺めることができる。
この地球は宇宙のなかではちっぽけな星のひとつに過ぎないけれど、人、動物、植物、万物のすべてが調和しながら46億年の時が過ぎてきた。森を訪れる度に、未来は自然を考えることからみえてくる、と確信する。人間と自然の間に森がある。だから、ぼくはこう思うのだ。「豊かな森があるところに争いは生まれない。Peace of Forest 奇跡は森から起きる」ぼくの森への旅はまだ途中。次はどんな森に包まれるのだろう。
■『森 PEACE OF FOREST』
小林廉宜(こばやし・やすのぶ)
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