東京都内の高校に通う女子生徒(17)の自転車に全地球測位システム(GPS)の発信器を取り付け、行動を見張ったなどとして、警視庁巣鴨署は1日までに、ストーカー規制法違反容疑で、自称会社員の三浦邦匡容疑者(45)=埼玉県三芳町藤久保=を逮捕した。容疑を認め、女子生徒に好意を持っていたとの趣旨の話をしているという。

 逮捕容疑は2015年5〜8月ごろ、3回にわたり豊島区内の路上で女子生徒を待ち伏せした上、自転車のサドル裏にテープでGPS発信器を取り付け、ストーカー行為をした疑い。

 巣鴨署によると、2人はツイッター上で知り合った。ライブのチケットを購入するため三浦容疑者と数回会った後、待ち伏せなどのストーカー行為が始まった。女子生徒は「もう来ないでください」と拒否していたという。