板野友美「のぞきめ」初日で再びホラードッキリも余裕の表情 | ニコニコニュース

舞台挨拶に立った板野友美、白石隼也ら
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ホラー作家・三津田信三氏の小説を映画化した「のぞきめ」が4月2日、全国106スクリーンで公開初日を迎え、主演の板野友美をはじめ、共演の白石隼也、入来茉里、玉城裕規、吉田鋼太郎、子役の石井心愛ちゃん、メガホンをとった三木康一郎監督が東京・渋谷TOEIでの舞台挨拶に出席した。

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隙間に潜み、目があった者を恐怖のどん底に突き落とす"のぞきめ"を描いたホラー作。映画初主演を果たした板野は、晴れやかな表情で登壇し「大勢の人たちと作品をつくることの喜びを感じました。今日を迎えられたことを嬉しく思いますし、感謝します」とニッコリ。入来が「トモ(板野)の初主演作品に参加できたこと、私自身も嬉しく思います。おめでとう」とねぎらうと、三木監督も「撮影の後もプロモーションを頑張って、トモちゃんの思いが詰まった作品になっています。こういう板野友美が見られるのは最初だと思うので、みなさん、目に焼きつけて帰って欲しい」と客席に呼びかけた。

また登壇陣には、「再度ホラー映画のオファーが来たら、どんな役をやりたい?」という質問が寄せられた。ホラーが苦手だと明かしていた若手キャスト陣は、「呪われない役。楽しい場面で登場したい」(板野)、「おどかす方がいい」(白石)、「今度は"のぞく"方がいい」(入来)、「自分の悪魔顔を生かした役」(玉城)、「できればハートウォーミングなお話がいい」(心愛ちゃん)と願望を告白。一方で、吉田が「のぞきめ役がやりたい。"のぞき魔"ですかね。意味が違ってきますけど。友美ちゃんをのぞきたい」と鼻の下を伸ばすと、これを受けた三木監督は「中年、老人が、若い子をのぞく作品を撮ってみたい」とインスパイアされた様子だった。

さらに壇上には酒樽が登場し、ヒット祈願の鏡割りが行われた。しかし、樽の中に潜んでいたのぞきめがフタを破って飛び出し、登壇陣は「ええっ!?」と悲鳴。完成披露試写会などでホラードッキリを仕掛けられ、「サプライズ、本当にいらない!」とクレームを入れていた板野は、またも驚かされた形に。それでも"ドッキリ慣れ"したのか、今回は「怖かったんですけど、うすうす(気づいていた)。白石さんと『中にいるんじゃない?』と言っていました」と余裕の表情を浮かべていた。