人気アイドルグループ・AKB48の2期生が、2006年4月1日の劇場公演デビューから10周年を迎えた1日、東京・秋葉原のAKB48劇場で『チームK 2期生10周年記念特別公演』を開催。同公演をもって、当時17人在籍した2期生が全員卒業することになり、全21曲の最後は涙ながら、抱き合いながらの熱唱で活動に幕を下ろした。
【写真】大島優子ら集結『チームK 2期生10周年記念特別公演』の模様
大島優子、秋元才加ら2期生の卒業生9人(後輩の倉持明日香、近野莉菜も一部出演)が駆け付けるなか、各グループに散り散りになっていた宮澤佐江(SKE48)、梅田彩佳(NMB48)、小林香菜(AKB48)の門出を“ホーム”で祝福した。大島は「3人の卒業を見送ることができたこと、最後に一緒にお祝いと終止符が打てたことが本当にうれしい」と感極まり、アンコールの「草原の奇跡」と「To be continued.」では涙をこらえることができなかった。
2期生が全員卒業し、1期生も今月8日に同所で卒業公演を控える高橋を除くと、小嶋陽菜、峯岸みなみの2人だけとなる。終演後の会見でAKBの後輩に期待することを聞かれ、宮澤は「完全に色を変えるべきかなと思います」と注文を出し「(総監督を引き継いだ)横山由依にしても、1期生の2人がいることに偉大さを感じているのかもしれないけど、次世代次世代って言われているだけで、次世代だけでいけてることってまだないのかなと思う。新しい子たちを育成してほしい」と愛あるゲキを飛ばした。
強力なリーダーシップを持つ宮澤だけに、今後、裏方としてグループに関わる可能性について聞かれると「私はAKBではなく、SKEに関わっていきたいです」ときっぱり。同期たちはその答えが意外だったようで「へぇ~」と目を丸くしていた。