アイドルグループ・ももいろクローバーZが2日、埼玉・西武プリンスドームでドームツアー『MOMOIRO CLOVER Z DOME TREK 2016 “AMARANTHUS/白金の夜明け”』ファイナル公演初日を迎えた。ライブ中、「アメリカ横断ウルトラライブ」と称したニューヨーク・ロサンゼルス・ハワイでの3都市、計4公演の米国ツアーの実施が発表された。
2月に同時発売された3rd&4thアルバムのリリースツアーとして、愛知・ナゴヤドーム、北海道・札幌ドーム、大阪・京セラドーム、福岡・ヤフオク!ドームを周り、きょう、最終の地であり、ももクロとゆかりも深い西武プリンスドームでツアーファイナルを迎えた。ツアーは札幌ドーム以外は全て2日間開催され、1日目が3rdアルバム、2日目が4thアルバムを冠した公演となっている。
メンバーがポップアップでステージ上に飛び出すと共に、ライブはアルバムリード曲「WE ARE BORN」からスタート。アルバムの収録順に「モノクロデッサン」、「ゴリラパンチ」、「武陵桃源なかよし物語」と、グループの成長を感じさせるステージを展開。「青春賦」では玉井詩織によるソロピアノから始まるピアノ伴奏、「デモンストレーション」では百田夏菜子によるフープダンス、「泣いてもいいんだよ」では佐々木彩夏によるエレキギター、「Guns N’Diamond」では高城れにによるタップダンスと、各メンバーによるソロパフォーマンスも披露された。
アルバム収録曲をやり終え、インターバルVTRを挟んでOVERTUREが鳴り響き第二部がスタート。二部では「Z女戦争」や「ももクロのニッポン万歳!」、「Chai Maxx」、「行くぜっ!怪盗少女」などの人気楽曲をたたみかけ、ドーム上空の巨大バルーンによるフライングをはじめとするパワーアップした演出で会場を盛り上げた。
途中のMCでは、ももクロがCMキャラクターを担当しているスズキハスラーの「ワクワクドライブ企画」として、玉井が自動車免許の取得にチャレンジすることが発表された。ハスラーでドライブに出かけるのが最終的な目標となっている。
きょうは1日目の「AMARANTHUS」公演では3万6980人を動員。あす3 日に「白金の夜明け」公演が開催され、千秋楽を迎える。