結婚するより離婚するほうが、よりエネルギーが必要だと言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。なかなか、紙切れ一枚だけの問題では済まないようですね。今回は女性のみなさんに、離婚するために大変だったことについて、お話を聞いてみました。
・「相手がごねてなかなか離婚できなかった」(24歳/医療・福祉/専門職)
・「相手がなかなか離婚届を書いてくれなかった」(29歳/医療・福祉/専門職)
・「離婚届に判を押してくれなかったことです」(34歳/その他/その他)
離婚話が決まり、いざ離婚へと進みだしたものの、相手の男性がごねてしまうこともあるようです。気持ちの問題だから、分からないこともないですが……こればかりは難しいですね。
・「名前の変更手続き、名義変更、などとにかく名字を戻す手続きが面倒。結婚のときは思わなかった事だけど離婚のときはかなり面倒だなと思った」(33歳/小売店/事務系専門職)
・「名字を戻す手続きが大変たった」(36歳/医療・福祉/専門職)
・「保険などの名義変更」(33歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)
結婚したときはうれしかった名前の変更手続きも、離婚するときはうんざりする方が多いようですね。結婚前より変更に必要なものが増えているため、より一層、大変に思うのかもしれません。
・「調停が初めてで、うまく事を運べなかった」(27歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「調停で約一年かかったのでしんどかった」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「調停で家裁に通わないといけなかったこと」(36歳/機械・精密機器/事務系専門職)
離婚の話し合いが上手くいかず、調停をすることになった場合、その時間の長さに疲れ切ってしまう方も多いようですね。その都度、家庭裁判所に行かなければならないため、うんざりしてしまうものです。
・「生活費をどうしていくかということ」(34歳/その他/販売職・サービス系)
・「養育費や慰謝料の話し合い、公正証書の制作」(31歳/その他/その他)
・「離婚後の養育費に関しての金額相談が大変でした……。なかなかお金を出してくれない方だったので」(26歳/情報・IT/販売職・サービス系)
離婚後のお金の話し合いで、大変な思いをした方も少なくありません。一人の場合は、慰謝料だけの話で済みますが、子どもがいる場合は、養育費に関しても話し合いをしなくてはならないので、大変です。
嫌いになったから、さあ離婚しましょう……とは、簡単にいかないようです。離婚するまでに話し合いをして決めなくてはならないことが多いため、嫌いになったあとで話し合いをすることになります。そのため、感情的になってしまい、まともに話し合いができないことも多いようですね。
(ファナティック)
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※クリエイティブサーベイ株式会社(https://creativesurvey.com/)調べ、有効回答数426件(離婚経験女性)