毎月決まった給料がもらえて社会的信用も得られる代わりに、プライベートの時間が少なくなったりストレスが溜まる恐れがある労働者。朝は好きな時間に起き、満員電車に乗る必要もなく、外的ストレスが比較的少ない代わりに、入ってくるお金はなく社会的信用がないためあらゆる場面で制限が多いニート。どちらにもメリット・デメリットがあるように見える。
では労働者とニートではどちらが幸せなのだろうか? 「教えて!goo」に投稿されているQ&A「労働者とニートは、どちらが幸せですか?」に寄せられた回答を見てみると……?
■労働者の方が幸せだ
幸せなのは労働者だと主張する方々の意見はこちらだ。
「労働者でしょ。
冒頭でも述べたように、社会的信用があることや、毎月給料が振り込まれるという点がニートとの1番の違いだろう。
「お金の為の労働だけじゃないですよ。人として刺激を受ける出会いもあるし」(BESYOKOさん)
プライベートでの出会いだけでなく、尊敬できる上司や切磋琢磨し合える同期と出会えるのは、労働者ならではの良い出会いと言える。
「汗をかいた後の水分補給(水・SPドリンク・ビール)は、うまい^^疲れ切った後に入る風呂は至福の時。そのあとの食事も最高にうまい。睡眠もぐっすり。寝て起きた曜日が土曜日なら尚、最高~。ニートでは、味わえない」(takanoisoroku2さん)
このように、働いているからこそプライベートの時間のありがたみが増し、楽しめるという意見も見られた。
■一方、ニートは?
「ニートで幸せなのは、
という回答を筆頭に、条件付きならばニートの方が良いという意見が挙がった。
「死ぬまでお金の心配が無いのであればニートだろうな。でも自分の場合、『死ぬまでのお金はあるけど、暇だからバイトぐらいはする』が理想」(roku-nekkoさん)
「『遺産を食い潰すだけで楽しく暮らしていける』とか 『もやは印税収入だけで贅沢三昧できる』のであればニートの方が幸せでしょう(笑)!『給料なんか貰わなくても遊んで暮らして行けるのだが、暇だから暇潰しに労働している』……私にとっては夢のまた夢ほどの憧れの生活です」(HALTWOさん)
お金の心配がないのならニートだが、さすがに毎日休みとなると時間が有り余るだろうから暇つぶしにバイトをする……。この生活は羨ましいと思う方も少なくないのでは? ただ、このようにお金に恵まれていなければ、ニートで幸せになるのは難しいのかもしれない。
ということは、やはり幸せなのは労働者なのだろうか? しかし働いていることによってストレスや過労で心身の不調が生じたり、酷い場合は命を絶つような事例もある。これでは幸せとはとても言えない。
あなたは労働者とニート、どちらが幸せだと思うだろうか?
渡辺結花(Watanabe Yuka)