中国人男性は「金属リングオナニー」がお好き? 抜けなくなって、あわや陰茎壊死! | ニコニコニュース

男性器から取り外された実際の金属片。見たところ直径4cm以上ある
日刊サイゾー

 男女の営み中に膣痙攣となり、合体したまま病院に担ぎ込まれたり、女性器に挿入した異物が取れなくなってしまう事例は、ときどき耳にすることがあるだろう。しかし今回、男性にも、とんだ災難が降りかかった。福建省アモイ市で、大学生が自らの男性器に金属のリングをはめて遊んでいたところ、3日間外れなくなり、壊死寸前で病院に担ぎ込まれたというのだ。

「台海網」(3月29日付)によると、男性は22歳で、自宅で興味本位から直径5~7cmほどの金属のリングを性器にはめて遊んでいた。ところがこれが外れなくなり、3日が経過したところで痛みに耐えきれなくなり、陰茎は紫色に腫れ上がっていた。その後、友人に付き添われて地元の泌尿器科に駆け込んだという。

 病院に着いた段階ですでに性器の一部組織が壊死しかけており、リングを早急に切断しなければならない状況だったため、医師は消防隊に応援を要請。消防隊は特殊な金属カッターで、ようやく切断に成功した。その後、傷も回復し、生殖機能に影響はないという。

 男性は明言を避けているものの、金属リングをはめて自慰行為をしようとしていたと考えられる。なんともおバカな騒動だが、中国版Twitter「微博」でも大きな反響を呼び、「友人に付き添ってもらうなんて、チンコ以上に精神的なダメージのほうがでかそう」「消防隊員もきっと、最初で最後の貴重な体験をさせてもらったな」「金属より、もっと気持ちいいグッズがあるのを知らないのか」などなど、嘲笑の対象となっていた。


 しかし、中国では同じような状況で病院に担ぎ込まれる男性が少なくないようだ。今回ニュースになった病院の医師は、地元紙の取材に対し、「これまでも陰茎に指輪や瓶などをはめて外れなくなった患者がいた」と証言している。ほかにも確認できるだけで、2015年に金属ナットを男性器にはめ、病院や消防に救助された騒動が20件以上あった。

 笑い話ならいいが、命の危険にさらされることもある。15年7月にも安徽省の男性が金属ナットを性器にはめて遊んでいたところ外れなくなり、消防隊が出動する騒動があったが、この男性は金属ナットの締め付けにより数十時間に及び排尿ができず、腹痛や器官の麻痺などの症状が表れ、尿毒症で死亡する危険性があった。リングを使った自慰行為をする際、くれぐれも金属を使わないよう注意したいところだ。
(文=広瀬賢)