初代「プリキュア」声優・本名陽子&ゆかなの生“名乗り”にファン200人熱狂! | ニコニコニュース

ファン200人が熱狂
映画.com

人気テレビアニメ「プリキュア」シリーズの劇場版第20作「映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!」の大ヒット舞台挨拶が4月2日、東京・TジョイPRINCE品川で行われ、初代「ふたりはプリキュア」声優の本名陽子(キュアブラック役)とゆかな(キュアホワイト役)、「魔法つかいプリキュア!」声優の高橋李依(キュアミラクル役)と堀江由衣(キュアマジカル役)が出席した。

シリーズ初の本格ミュージカル作品で、勢ぞろいした歴代のプリキュアたちが歌って踊る。4人が壇上に姿を現すと、客席を埋め尽くした男性ファン約200人の声援が劇場に響き渡った。シリーズ4作のオールナイト上映イベント前の舞台挨拶だったため、この日ばかりは子どもの目を気にせず全力で楽しむ“大きなお友だち”に対し、ゆかなは「みなさん、いい子にしていましたか~!」と呼びかけていた。

さらに壇上では、本名とゆかなが生で“名乗り”を披露することに。「闇の力のしもべたちよ!」(ゆかな)、「とっととおウチにかえりなさい!」(本名)と声を張り上げると、大喝さいが場内を包んだ。最新シリーズで声優を務める声優の高橋は、「本物だあー!」と飛び跳ねながら興奮し、アフレコ風景を「一緒に戦うというシーンはなかったんですが、マイク前で皆さんが声を発した瞬間に、先輩方の背中で(『ジョジョの奇妙な冒険』の)スタンドみたいな感じになってしまいました」と息も絶え絶えの様子で振り返っていた。

また、本名&ゆかなへの質問タイムが設けられ、堀江は「ここだけの話、2年続けるにはどうすればいいですか?」と単刀直入に問いかけた。ゆかなは「続けることを考えず、ただ前に進むこと。(自分たちは)気がついたら、後ろに道ができていたの。最初は道も何もなかったし、草どころかトゲが生えているところを、『でも進む』という感じだった」としみじみ。「『オールスターズ』があるかぎり、2年、5年、10年と続きます。全力で走ったら、どんな形でも次の人が道をつないでくれます」とエールを送った。

一方の本名は、野望を聞かれ「ずいぶん昔に、プリキュアが50人になったら、ゆくゆくは実写化したいと言っていました。あとは舞台化。いろいろなところで広がっていけたらいいなと思います。“プリキュア50”も、もうすぐそこです」と告白。2人からの激励を一身に受け止めた高橋は、「先輩方が作ってくれた道を、そのまま先輩たちがずっと見ていてくださっているのがすごく嬉しい。(堀江と)2人で一緒にイバラを切り開き、いろんな道を作っていきたい」と決意新た。そして最後に「来年、OGのプリキュアとして胸を張って先輩たちにお会い出来るように、頑張っていきます。安心してください! 『プリキュア』の未来を任せてください!」と力強く宣言し、イベントを締めくくっていた。