言わずと知れた歴史上の世界三大美女、クレオパトラ、楊貴妃、小野小町。それぞれにまったくちがった魅力のある3人ですが、現代社会を生きる日本人男性にはどの美女が人気なのでしょう。世界三大美女の中でもっとも付き合ってみたい美女を、社会人の男性に聞いてみました。
Q.世界三大美女「クレオパトラ」「楊貴妃」「小野小町」。誰か1人と付き合えるとしたら誰がいいですか?
1位 小野小町……60.3%
2位 クレオパトラ……22.6%
3位 楊貴妃……17.0%
日本が誇る才色兼備の美女、小野小町が1番人気という結果になりました。それぞれの理由を見てみましょう。
・「日本生まれ日本育ちだから」(36歳/その他/販売職・サービス系)
・「やはり和風好みなので」(34歳/マスコミ・広告/事務系専門職)
単純明快な理由ですが、やはり付き合うなら日本人という意見です。当時の日本人と現代の日本人が出会ったとしてもコミュニケーションを取れるかはわかりませんが、日本を代表する平安美女に魅力を感じる男性は多いようです。
・「清楚な感じがし、男をたててくれそうだから」(35歳/警備・メンテナンス/その他)
・「奥ゆかしい日本女性らしい印象があるから」(39歳/情報・IT/技術職)
小野小町の系譜は不明、職業も歌人で、国を治めるほどの力を持っていた他の2人とは異なる経歴であることからも、三歩下がって男を立てるイメージが強いのかもしれませんね。
・「絶世の美女とも呼ばれ、実はそうでもないという逸話もあるため。人が振り向くほどの容姿ではなく雰囲気や優雅で穏やかな話し方からくるものであったといわれる。というゆえんもあるため」(34歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「やはり奥さんである前に強い女性であってほしいから。結果、自分も成長できると思います」(34歳/学校・教育関連/その他)
クレオパトラが美女とされる理由は、顔形よりも巧みな話術と美しい声だったとも言われています。権力でねじ伏せるだけではない、女性としての魅力が絶世の美女としての評価を得た理由かもしれませんね。
・「唯一顔が想像できるため」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「スタイルが一番よさそうなイメージ」(37歳/情報・IT/事務系専門職)
3人の中では唯一3Dでその容姿が再現されているクレオパトラ。夢物語のような遠い過去の逸話においては、もっとも具体的にイメージできる人物なのでしょう。西洋の文化が入り交じった現代の日本社会でも通用する美人だったかもしれませんね。
・「地味すぎず、派手すぎず、あでやかな印象がある」(39歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「スリリングな感じがする」(35歳/自動車関連/技術職)
・「神秘的な魅力を感じる」(38歳/情報・IT/技術職)
その美しさゆえに皇帝を翻弄(ほんろう)し、安史の乱を引き起こしたとされる楊貴妃。その魅力は見た目の美しさだけではなく、芸能における幅広い才能だったとも言われています。美しさに翻弄(ほんろう)されたいという男性の願望を刺激する女性であったことは間違いないでしょう。
絶世の美女と言われるからには、見た目の美しさのみならず何らかの才能や持って生まれた魅力があるものです。現代女性以上のしたたかさを持つ古代の女性たちには、魅力的な女性になるためのヒントがたくさん隠されているのかもしれませんね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ(2016年2月にWebアンケート。有効回答数411件。22歳~39歳の社会人男性)