チンドンマン日本一の座をかけた対決が富山で開催 | ニコニコニュース

62回目を迎える、富山の復興を願った歴史ある催し
東京ウォーカー

富山市に春の訪れを告げる恒例の「全日本チンドンコンクール」が、4月8日(金)~10日(日)の3日間にわたって開催される。昭和20年の富山大空襲で壊滅状態になった富山市の復興を目指し、昭和30年に誕生した明るく楽しいイベントだ。

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第62回となる今回は、8日(金)の18時30分から、桜の花とライトアップの幻想的な雰囲気の松川周辺や桜木町練り歩く、「幽玄ちんどん夜桜流し」で幕を開ける。

9日(土)からの「全日本チンドンコンクール」は、日本全国からプロのチンドンマンが集結し、チンドンマン日本一の称号を懸け、当日のコンクール予選、翌10日(日)のコンクール本戦と、熱い戦いを繰り広げる。熾烈な本戦出場権争いが予想されるブロック予選、予選を勝ち抜いた選りすぐりのチンドンマン同士が対決する白熱の本戦トーナメントなど、今年のコンクールも見どころ満載のチンドンパフォーマンスが楽しみだ。

その他、型にはまらないバラエティ満載の演技が魅力の「素人チンドンコンクール」や、チンドンマンが富山駅南口駅前広場やグランドプラザ、城址公園に登場する「まちなかステージ」、チンドンマンのエンターテイメントショー「チンドン特別ステージ」、プロ・アマ総勢約300名以上のチンドンマンが練り歩く「チンドン大パレード」など、多彩な催しが盛りだくさんの、富山名物「全日本チンドンコンクール」。

2016年からは、富山駅南口駅前広場でもチンドンの披露を行い、北陸新幹線利用の観光客を出迎えるイベントも開催される。富山の歴史ある楽しいイベントを満喫したい。【東京ウォーカー】