日本を元気にする会のアントニオ猪木参院議員が8日から北朝鮮への訪問を計画していることが分かった。5日の参院議院運営委員会理事会で、猪木氏が提出した渡航届の扱いが取り上げられ、自民、公明両党は「自粛すべきだ」と反対を表明。引き続き協議することになった。
関係者によると、猪木氏は平壌で開かれるマラソン大会に来賓として出席することなどを予定。北朝鮮による先の核実験と弾道ミサイル発射を受け、政府は独自制裁の一環として日本から北朝鮮への渡航自粛を求めている。