なぜ料理に?疑問な食材1位「酢豚のパイナップル」 | ニコニコニュース

トップとなった「(酢豚に入った)パイナップル」。しょっぱさの中に生まれる甘みが気になる人も多いだろうが、肉を柔らかくする効果があるという 写真:YNS / PIXTA(ピクスタ)
R25

様々な食材の組み合わせで、舌を楽しませてくれる料理。しかし、「なぜ、この料理に?」と首を傾げる食材が入っている場合もある。そこで、20~30代の男性会社員200人に、「料理の味を損ねるため、入れてほしくないと思う食材」についてアンケート調査を行った。

【もっと大きな画像や図表を見る】

■料理に入れてほしくない「邪魔者」食材TOP10


(13の項目から入ってほしくないものを全て選択。R25調べ 協力/アイリサーチ)

1位 酢豚のパイナップル 56.0%


2位 ポテトサラダのレーズン 49.5%
3位 冷麺のスイカ 46.5%
4位 ポテトサラダのリンゴ 36.0%
5位 冷やし中華のさくらんぼ 35.5%
6位 冷麦に入ったみかん缶 35.0%
7位 冷麺の梨 34.0%
8位 オムライスのグリンピース 29.5%
9位 茶わん蒸しの銀杏 20.0%
10位 焼売(シュウマイ)の上のグリンピース 19.0%

次点 すき焼きの春菊 12.5%

堂々1位はやっぱり「酢豚のパイナップル」。半数以上の人がNGと判断。これに続いたのが、「ポテトサラダのレーズン」「冷麺のスイカ」「ポテトサラダのリンゴ」といった面々。7位まで料理に入れられる果物が独占する形となった。料理にフルーティな甘みが加わることに抵抗がある人が多いのかも? 回答者に選んだ理由も聞いた。

【1位 酢豚のパイナップル 56.0%】


「甘くなりすぎるのと、口のなかがイガイガするから」(29歳)
「なんで、あたたかい料理にフルーツをいれるのかがよくわからないから」(32歳)
「おかずとしてご飯と食べたいのに、フルーツは合わない」(35歳)

【2位 ポテトサラダのレーズン 49.5%】


「マヨネーズとレーズンの酸味が合わないから」(31歳)
「ポテトサラダはそれだけで味が完成されているため」(32歳)
「ありえない。サラダに果物は要らないし、レーズンは最悪」(39歳)

【3位 冷麺のスイカ 46.5%】


「明らかにカテゴリが違う食べ物だから」(25歳)
「スイカにたれが染み込むのはいや」(36歳)
「甘味が麺に移る」(38歳)

【4位 ポテトサラダのリンゴ 36.0%】


「モフモフの食感のじゃがいものなかにシャキシャキの食感がじゃまをする」(26歳)
「マヨネーズといもとリンゴは合わない」(29歳)

【5位 冷やし中華のさくらんぼ 35.5%】


「食べ物を残すのは好きじゃないので食べるが、さくらんぼ自体もまずくなっているし、周りもまずい」(34歳)

【6位 冷麦に入ったみかん缶 35.0%】


「缶詰の汁まで入っているかのような甘さだから」(28歳)

【7位 冷麺の梨 34.0%】


「梨は梨だけで食べたいから」(39歳)

【8位 オムライスのグリンピース 29.5%】


「味や触感はもとより、オムライスは卵に包まれているのだから、彩りとしても必要ない」(26歳)

【9位 茶わん蒸しの銀杏 20.0%】


「おいしくない。ほかも入れないでほしいが、我慢できる」(32歳)

【10位 焼売(シュウマイ)の上のグリンピース 19.0%】


「苦いのとパサつく」(30歳)

上位を占めた果物については、「甘みが嫌」「調味料と合わない」という声が多数。味を壊すから勘弁してくれ…そんなコメントが多い。

辛い冷麺の場合、スイカや梨は辛みを緩和する効果もあるといわれ、意味のある存在だ。とはいえ、多くの人が嫌がる食材もあるのは事実なわけで…。「酢豚」などはパイナップルなしが定番だったら、もっと人気の料理になっていたかも?

(千川 武)

※当記事は2016年04月06日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。