舞台芸術を表彰するイギリスのローレンス・オリヴィエ賞が発表され、シェイクスピアの舞台「冬物語」に出演しているジュディ・デンチが助演女優賞を獲得した。81歳のジュディがローレンス・オリヴィエ賞を受賞するのはこれで8度目で、同賞史上最多の受賞となる。
【写真】ジュディ・デンチ『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』
本人は受賞したことで孫との賭けに負けたそうで、スピーチでは「皆さん、孫との賭けに負けてしまったので腹が立っております」とコメント。ますます忘れられない受賞になったことを伝えた。また「賞をいただけてうれしいですが、実際にはわたしだけでなく、舞台に関わった全員のものです」とスタッフと共演者をねぎらい、感謝の言葉を述べた。
ウエストエンドの舞台「フォトグラフ51(原題) / Photograph 51」で主演女優賞にノミネートされていたニコール・キッドマン、「ハムレット」で主演男優賞にノミネートされていたベネディクト・カンバーバッチは惜しくも受賞を逃した。(澤田理沙)