児童自立支援施設を退所した17歳の少女に立場を利用してみだらな行為をしたとして、千葉県警少年課などは6日、児童福祉法違反の疑いで同施設職員の河合弘樹容疑者(35)=千葉市緑区おゆみ野南=を逮捕した。同課によると、「性欲が抑えられなかった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、以前に施設で担当していた少女が18歳に満たないことを知りながら、昨年11月16日と19日、県内のホテルでみだらな行為をした疑い。

 同課によると、河合容疑者は昨年9月、施設の退所者に定期的に助言する「アフターケア」を名目に少女に連絡。「家に帰っていないだろう。不良行為を児童相談所に通告する」などと迫ったという。