世界的な人気を誇る米ロックバンドのエアロスミスが2017年にさよならツアーを敢行する可能性があるようだ。ボーカルのスティーヴン・タイラー(68)は最終ツアーかニューアルバムの制作についてメンバーに提案したようだ。
スティーヴンはローリングストーン誌に「僕は5月から8月までソロの30公演をやるんだ。それから2017年はエアロスミスとしてツアーをするよ。たぶんさよならツアーだね。まだオリジナルメンバーでやっているのは僕らと(ザ・ローリング)ストーンズだけだよ。それに感謝しているよ。お別れツアーをやるにしても、スタジオ入りして新作アルバムを作るにしても、僕は楽しみにしているよ」と語った。
また、同バンドでリズムギターを担当するブラッド・ウィットフォード(64)も最後に盛大なツアーをやることは良いアイデアだと考えているようで、「そのことには実際に話し合いをしているんだ。『お別れツアー』って言うような幕を閉じるようなツアーを考えているところなんだ。たぶん僕らの年齢を考えてだけど。何か起こってしまうだろ。誰かがこれ以上出来なくなるようなことがさ。だからゆっくりおじぎをしてありがとうと言うのが良いと思うんだ。優雅に終わりを告げるっていうね」と以前に話していた。
スティーヴンのカントリーアルバムデビュー作に関する活動、また、リードギターのジョー・ペリー(65)が来月からツアーを開始するサイドプロジェクトのハリウッド・ヴァンパイアーズの活動期間中は、母屋のエアロスミスは休止中となっている。