日本の死刑囚が描いた絵画展「極限芸術2〜死刑囚は描く〜」開催 | ニコニコニュース

クシノテラス公式Facebookより
ねとらぼ

 日本の確定死刑囚が描いた絵画を展示する「極限芸術2〜死刑囚は描く〜」が、広島県福山市のクシノテラスで開催されます。

【展示される作品の一部】

 今回公開されるのは、オウム真理教元幹部・広瀬健一、和歌山毒物カレー事件・林眞須美、坂本堤弁護士一家殺害事件・宮前一明ほか多数。

 公式ページでは「『絵を描き、それを世の中に発表する』という行為は、確定死刑囚の人たちにとって外の世界と繋がる手段のひとつ」「極限の状況においても制限された画材を駆使して描かれる絵画は、ひとが表現するという芸術の根源を私たちに気付かせてくれます」と述べられています。

 クシノテラスは、アウトサイダーアート(特に美術教育を受けているわけではない、自然体の表現作品)専門ギャラリーで、「未だ世の中から正当な評価を受けていない表現を紹介」するためのアートスペースです。

 ギャラリーオープンのためクラウドファウンディングも4月22日まで行われています。今回はそのオープニング展として開かれます。

 場所は、広島県福山市花園町「クシノテラス」。期間は4月16日から8月29日までの間の、土・日・月・祝日です。火〜金曜日は休館していますのでご注意ください。料金は500円で、小学生以下・障がいのある方は無料になっています。