「5回着替えたら850万円」中国で“セクシー生主”大量発生中! 売春婦が続々、動画配信ビジネスに!? | ニコニコニュース

今回報じられたコスプレ美女。自慢の爆乳で、視聴者数を爆発的に増やしている(出典:「頭條日報」)
日刊サイゾー

 動画配信で生計を立てるユーチューバーや生主が、いまや「子どもが憧れる職業」の上位に来る時代となったが、お隣中国でも個人で動画やゲームの実況などを配信して生計を立てる人々が増えている。

 現在、中国で最も有名な美人動画配信者として知られる「papi醤」は、数年前から中国各地の方言を話す様子や自身の恋愛観、変顔などを動画サイトで公開し、その見た目とのギャップから多くの視聴者を獲得している。彼女の中国版Twitter「微博」は、素人としては異例の800万人がフォローし、さまざまな企業とタイアップしている。ちなみに「papi醤」はこれまで、約1,200万元(約2億円)を稼いだともいわれている。

 一方、手っ取り早く稼ごうという配信者もいる。人気なのは、セクシー美女による動画ライブ配信だ。「頭條日報」(3月31日付)は、一度の配信で50万元(約850万円)を稼いだ美女がいると報じた。記事によると、ある男性が彼女にコスプレをリクエストし、1回着替えるごとに10万元(約170万円)を支払うことを約束。彼女はこの要望に応え、5回にわたり次々とセクシーコスチュームを披露したという。くだんの男性は途中で退席したため、実際に金銭のやりとりがあったかについては不明だが、彼女はほかの視聴者に対し、「リクエストは大歓迎」というメッセージを残したという。

 彼女ほどでないにせよ、生着替えなどで数万元を手にするセクシー配信者は多いようで、「微博」には、「当局の取り締まりが厳しくなって、売春をやってた女がネットに移ってきたに違いない」「バーチャルな女に50万元出すって、バカだろ」「そのカネで俺の地元なら処女が50人は抱ける」などなど、批判的なコメントが相次いだ。

 より多くの視聴者を獲得するため、下着姿や全裸などの動画を配信する過激な者たちも多く、中国国内では大きな社会問題となりつつある。今年2月には、ライブ配信で胸を露出した有名ネットアイドル「郭mimi」に対して、中国メディアが一斉に批判。動画配信サイトの運営会社の責任者と共に公開謝罪するという騒動も発生している。ネット規制に厳しい中国政府も、大量にあふれる個人動画配信者に対しては、今のところサイト運営会社に管理の厳格化を求めるにとどまっている。いくつかのライブ動画配信サイトは日本からも閲覧が可能となっているので、興味のある読者は試しに見てみては?
(文=広瀬賢)