【カイロ時事】シリアの首都ダマスカス郊外の町ドメイルの住民は7日、AFP通信に対し、町の近くにあるセメント工場で働いていた人々が過激派組織「イスラム国」(IS)に拉致された恐れがあると明らかにした。国営シリア・アラブ通信は「300人以上がISに連れ去られた」と報じた。
住民の1人は「工場にISの攻撃があった4日正午以降、(工場にいた)家族と連絡がつかない。居場所についての情報もない」と話した。