【モスクワ時事】ロシア南部ロストフナドヌーの空港で3月19日にドバイの旅客機が墜落し、乗客乗員62人が死亡した事故で、旧ソ連諸国でつくる国家間航空委員会は8日、パイロットの操縦ミスによる急降下が原因との調査結果を発表した。
発表によると、悪天候で視界不良の中、パイロットは1回目の着陸を断念し、操縦を自動から手動に切り替えた。2回目の着陸に備えて高度900メートルに上昇した際、操縦ミスで急降下し、時速600キロ以上のまま墜落した。