水谷豊、憧れの加山雄三にド緊張 『相棒』で共演熱望 | ニコニコニュース

「お嫁においで」を熱唱した(左から)加山雄三、水谷豊(写真:築地孝典、折井康弘)
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 歌手・加山雄三(78)が8日、東京国際フォーラム ホールAで芸能生活55周年の締めくくりとなる音楽イベント『加山雄三55周年記念“ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL”』の2日目公演を行った。加山の大ファンでゲスト出演した水谷豊は、自身の楽曲「カリフォルニア・コネクション」を歌うも緊張のあまり歌詞が飛んでしまう場面があり、「歌詞を忘れたのはきょうが初めてです」と頭をかいた。

【写真】さだまさし、ひめ風らが出演した公演の模様

 水谷は「本当に好きなんです」「加山さんの話をすると朝までかかってしまう」と興奮気味。ファンならではのマニアックな加山の歌やCMの物まねをして会場を沸かせたあと、加山本人が登場すると「緊張する」と再び焦ったが、2人で「お嫁においで」を熱唱した。

 歌い終えた水谷は「加山さんから『相棒、面白いね』って言われたことがあって、まさに宙に浮いた瞬間」と振り返ると、「加山さんにも『相棒』出て欲しい」と“オファー”。加山も「俺だったら相当なワルな役だな」と乗り気だったが、久々だという演技を想像して「汗かいてきた」と焦っていた。

 フェスにはそのほか、さだまさし、鈴木雅之、ひめ風(南こうせつ・伊勢正三)、シークレットゲストとしてザ・ワイルドワンズ、ジャッキー吉川とブルー・コメッツが出演し、スチャダラパーのBoseが司会を担当した。

 加山は、「海 その愛」「君といつまでも」など代表曲を続けて熱唱。アンコールの最後には、各自がエレキギターを持って並び「夜空の星」を披露。割れんばかりの拍手が贈られると、加山は「緊張したけれど、とっても幸せな幸せな55周年の最終日を迎えられた」と感謝していた。