生後2ヶ月の赤ちゃんタヌキが、ぬいぐるみのように可愛いとTwitterで話題になっている。
タヌキのアイちゃんは、昨年の6月に“みなみなみな”さんによって保護された。大雨の日、排水溝の奥から何時間もキュンキュンと悲痛な鳴き声が聞こえたため確認すると、そこにはずぶ濡れになった3匹の赤ちゃんタヌキがいた。救出後、2日たっても鳴き声が聞こえるため捜索したところ、もう1匹を発見した。排水溝から救助できたのは、数年前に大雨で排水溝があふれた際、そこに巣作りをしていたタヌキが亡くなっていたのを目にしたためだという。その後は食べ物やお世話に苦慮しながら3匹を野生に帰した。写真のアイちゃんだけは病弱のため、現在も保護している。
Twitterでは、「可愛くて悶える」、「本能に訴えるモノが有ります」と、多くの人がその可愛さに心を撃ち抜かれている。また、「育てられている経緯も読ませていただき、とても感動しました」、「やさしい方に保護されて、よかったー」と、機転を効かせて保護した対応へも称賛が寄せられている。
アイちゃんについては県の鳥獣飼養登録を取得済みとのことだが、タヌキは鳥獣保護法によって狩猟が認められている動物。病気や要保護でなければ、自治体から飼養許可が下りることは少ないようだ。