これまで多数の人気ヒットドラマを生み出してきた、90歳の現役テレビプロデューサー・石井ふく子がその生き様と半生を綴った『あせらず、おこらず、あきらめず』が2016年3月28日(月)に発売された。
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石井は、「渡る世間は鬼ばかり」「居酒屋もへじ」など様々なホームドラマを手がけ、TBSのドラマ黄金期を支えた敏腕プロデューサー。石井ファミリーと呼ばれるほど多くの俳優や女優を起用・育成し、芸能界へ大きく貢献するとともに、「テレビ番組最多プロデュース」「世界最高齢の現役テレビプロデューサー」「最多舞台演出本数」と3つのギネス記録を保持している。
同書では、90歳になる現在も現役として好きなことに一生懸命、信じて突き進んできた石井の“自分スタイル”を紹介。自身のテーマとしてきた「家族の絆」というライフワークを主軸に、ドラマ作りや舞台演出につながる原風景、そして美空ひばりや上戸彩など、幅広い層の名優とのエピソード、ヒット作が生まれるまでの初公開秘話など、示唆に富む豊かな半生を赤裸々に語っている。
上戸が「陽だまりのような母ちゃん」と慕う石井の、前向きに日々を充実して過ごすためのヒントがたっぷり詰まった1冊。石井の代表作を思い出しながら呼んでみるのも面白そうだ。
■『あせらず、おこらず、あきらめず』
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