「完全無欠のスーパーサブ」、それが“演技者”風間俊介を表現するに一番ふさわしい言葉ではないだろうか。自身は、「ジャニーズ1仕事のハードルが低いタレント」と自虐的に説明するが、同級生の嵐・松本潤、二宮和也に引けを取らない仕事の幅をもっている。
今年でいえば、1月に主演映画『猫なんかよんでもこない。』、3月に出演映画『エヴェレスト 神々の山嶺』が公開となった。さらに4月9日には主演舞台『イントレランスの祭』が開幕し、17日にはTBS日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-』もスタート。このドラマでは、ジャニーズJr.時代からおよそ20年の付き合いになる松本と久々に共演する。風間は今年で33歳、役者としてまさに順風満帆な活躍ぶりだ。
そんな風間の意外な一面といえば、実は「ジャニーズ1、ディズニーランドに行っている」というところ。
なんと小学5年生からディズニーリゾートの年間パスポートを買い続けているというから驚きだ。誘える友だちがいないときは1人でも行くそうで、もはや「達人」の域に達している。
およそ20年も通っていて飽きないものかとも思ってしまうが、風間はなんと「完璧に整備され、音楽が鳴り、楽しい雰囲気」の中で、小説を読んでいるのだそうだ。アトラクションに乗ってはしゃいだり、キャストの動きに感嘆したり、並みいるキャラクターに胸を躍らせるのではなく、彼にとってそこはカフェにお茶を飲みに行く感覚で、リラックスできる場所らしい。
ランド内に詳しいため、仲間が遊びに行く際はナビゲーターを務めることもしばしば。ドラマや映画で共演した役者仲間、その家族を案内することもあるという。もはや風間は、「舞浜の番人」といっても過言ではないかもしれない。